現在、星組が上演中の「ANOTHER WORLD」「Killer Rouge」。
初舞台を経験する104期生のデビュー公演となる華やかな公演ですが、いつもとちょっと毛色の違うお芝居が大受けしています。
「ANOTHER WORLD」は落語をテーマとするという、宝塚では珍しい演目。
演出家の谷正純氏が長年温めてきたという作品で、流暢な関西弁とノリが売りでもある紅ゆずるさんにピタッとハマりました。
新たな名作ともなるであろうこの作品について、今回は語っていきます。
春らしくて宝塚らしい、本編からは想像がつかない華やかな幕開き
出典:©宝塚歌劇団 公式HP 星組公演『ANOTHER WORLD』『Killer Rouge』より幕開きは「チョンパ」でライトがつく、とても華やかなもの。
まるで日本物ショーのようで、星組のイケメンたちの若衆姿での舞も楽しめます。
メインキャストたちも役とは全然違う姿で、お芝居を彷彿とさせる部分は一切ありません。
宝塚ならではの日本物ショーを最初に楽しめて、ちょっとしたお得感がありますね。