あらすじ
魁皇高校では卒業まで残り10日となるなか、3年A組担任の柊一颯がクラス29人全員を集めて、突然こう告げた。「今から皆さんには、人質になってもらいます」。爆発音が鳴り響き、校舎の廊下部分が爆破され、騒然となる生徒たちは教室内に閉じ込められる。
一颯は生徒たちに、半年前に自ら命を落とした景山澪奈はなぜ死んだのか、「原因を考え、真実を知っている者は名乗り出ろ」と課題を出す。彼女は水泳部でオリンピック代表候補にもなっていた全国区のスターだったが、ドーピング疑惑のフェイク動画を拡散されて以降クラスでイジメにあっていた。驚愕する生徒たちに一颯は「課題にクリアできなければ一人ずつ命を奪う」と脅迫する。
それと同時に一颯は自ら警察に通報して校舎を包囲させ、SNS『Mind Voice(マインドボイス)』を通じてこの事件をエンターテイメントとして見守っている一般大衆に課金を要求する。
当初は戸惑い、反発していたA組生徒たちも、一颯の「授業」を通じて少しずつ自分自身の過ちと向き合い、人として生きるうえで大切なことを学びなおしていく。
前週までの放送で、武智大和(田辺誠一)が景山澪奈(上白石萌歌)殺害(自殺)に追いやったとの証拠映像と思われていたものが、実は柊一颯(菅田将暉)のフェイク動画であったことが判明し、いったい真犯人は誰なのかというところに焦点は移っていました。先週の放送後のSNSでの話題も「一対犯人は誰なのか」ということで様々な憶測が飛び交っていましたが、まさかの展開(ある意味予測はしていましたが)に皆さん驚かれたかもしれません。
"犯人は君たちだった"
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