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神田明神ホールで行われたエラバレシ『朝倉ゆり卒業ライブ』をレポート!!

4月24日(日)神田明神ホールにて開催された、エラバレシ結成時からリーダーとして、グループのセンターとしてグループを牽引してきた朝倉ゆりの卒業ライブをレポート!
―――ライトが瞬き、純白のドレスに身を包んだ朝倉とエラバレシメンバーが立ち位置につく。
「エラバレシ朝倉ゆり卒業ライブー!!盛り上がっていくしかないよね――今日は最高の1日にしていくぞー!!」朝倉が軽快にシャウトする。幕開けを飾ったのは、デビューシングル「アイノフシギ」のカップリング曲で、作詞:つんく 作曲:志倉千代丸の強力タッグ、エラバレシ始まりの楽曲「もうなんなの!?私」。

つんく楽曲人気のダンスチューン「女の子たちのbattlefield」で真っすぐ前を見据え、熱のこもったパフォーマンスを披露すると、「逆境ノンフィクション」では大好きなリーダー、朝倉を笑顔で送り出そうとメンバー全員満開笑顔でステージを駆けまわり、曲ラストでは朝倉と本木でハグ。
自己紹介を終え、卒業ドレスは歴代エラバレシメンバーカラーの薔薇をあしらってデザインしてもらいました!と卒業衣装に込めた想いを披露。
そして「ピコンでメタフィクション」から、激しいヘヴィメタナンバーの「もっと、ねぇもっと」、「GAL的LOVE」「囚われのMirage」をメドレーで披露すると、続く「HAKU-GIN」では白銀の世界を赤く染め上げ、熱く歌声を震わせる。「リバース」では"1つずつめくるストーリー 重ねてきた選択肢が 導く扉を開けた"と卒業と重なる歌詞に視界が滲む。「ミス・ラビット」で今世紀最高に魅力的なうさぎに変身しワンダーランドへ誘うと、TVアニメ『賢者の弟子を名乗る賢者』ED「Ambitious」と8曲続けてアニメ、ゲームのタイアップを集めた楽曲達を披露。エラバレシと朝倉の辿ってきた歴史を感じさせた。

そして、卒業ソロシングルとして発売された「Good luck!」。朝倉自身が大ファンだという山崎あおいさんへラブコールして作詞作曲提供して頂いた大切な楽曲を透き通る歌声で響かせる。”青春のすべてに 君がいてくれた たぶん幸せ者だよね“ ”生まれ変わっても 私を選ぶよ 君と出会うこの道がいい“ フロア中に赤のペンライトがキラキラと溢れ、朝倉の想いと歌詞がシンクロし、胸が熱くぎゅっとなる。

メンバー皆で朝倉との思い出を振り返ると、5thシングルカップリング、つんく作詞作曲のキュンと甘酸っぱいポップチューン「Is this Love?片思い」からラストスパート。「ゆりさんラストライブ!!まだまだ最高に盛り上がっていけますか!?」本木のシャウトで「チェッカーフラッグ・ラブ」から「キミをつくる全ての要素」、“いつの日か終わりがきたとしても キミと出会えて 僕はここにいるのさ ありがとう” と「future to shine」ではキラキラ笑顔の中に涙をこらえ、歌声を震わせるメンバーも。
「最後の曲―!!いくよー!!」朝倉がシャウトし、ラストはデビュー曲「アイノフシギ」で本編を締めくくった。

「皆さんあたたかいアンコールありがとうございます!!本日は本当にお越し下さりありがとうございます!」鳴りやまない拍手に朝倉が再び登場。
「本日、2022年4月24日をもって私、朝倉ゆりはエラバレシを卒業します。小さい頃から歌って踊るのが大好きな子で、アイドル好きな父の影響で、物心ついた頃から将来の夢はずっとアイドルでした。
高校3年生の夏にAKIHABARAバックステージpass1期生募集の広告を見て、これがアイドルになる最後のチャンスかなと思い、応募しました。そして、1期生として活動することを決めました。
1期生として入ってからは、今年で約11年。高校3年生の本当に生意気だった私がこんなにもアイドルを続けることができたのは、紛れもなく応援してくださる皆さん、いつも支えて下さるスタッフさん、いつも一緒に活動してきたエラバレシメンバー、そして、温かい親戚家族友達のおかげです。
バクステ外神田一丁目としてアイドルになった頃、夢見ていたアイドルになるってどういうことなんだろうって、右も左もわからないことばかりで、その頃出会った人達には強く当たったり、時には言い合いしてしまったり、色んな思いをさせてしまったかも知れません。
そんな中でも、ずっとずっとわたしを長い間応援して下さっているみなさん、ありがとうございます。みなさんの叱咤激励があったから、私は今こんなに沢山の方の前で卒業ライブを行うことができています。
そして、エラバレシの結成メンバーとして選んで頂き、更にリーダーとしての活動も始まり、私が選んだ道を応援するよと言ってついてきて下さった皆さん、本当にありがとうございます。
結成当初のメンバーと今は違いますが、どの瞬間のエラバレシも、私にとってはとても大切でかけがえのない時間だったなと思います。過去にいたメンバーも、過去に応援して下さった皆さんも、関わって下さった皆さんがいたから、こうして今もエラバレシは活動を続けられています。
アイドルとして、朝倉ゆりを見つけてくれて、愛してくれて、本当にありがとうございました。明日からは、別々の道を行くことになるんですけども…。これからも、私がいたエラバレシを見守って頂けたら嬉しいです。」
と涙を浮かべながら想いを語った。

そして、「みんなに届け―!!」と声を震わせながらも伸びやかな歌声でソロシングルの「Sing for」を披露。
続けて朝倉が「私からのお願いです。明日からも、みんな笑顔でいてください…!!」と「Good luck!」を歌いだすと朝倉卒業Tシャツを着たエラバレシメンバーが登場。メンバー全員で歌を紡いでゆく。この楽曲は朝倉ゆりの想いを引き継ぎ、エラバレシver.として歌い継ぐことを発表した。

「やっぱり最後は、この曲で終わりたいと思います…!!」朝倉が晴れやかに語り、ラストソングは卒業メンバーでありエラバレシにとって掛け替えのない仲間、浜口藍子作詞の「Here we go!」。“君がいるから 輝くストーリー 選んでくれて ありがとう”とキラキラと笑顔で涙を輝かせながら想いを歌に乗せ、赤いペンライトがフロアいっぱいに広がった。

最後にメンバーからそれぞれ涙と愛がいっぱいのメッセージがあり、サプライズで花束とメッセージアルバムのプレゼントが。観客全員と写真を撮り、朝倉ゆり自身のとてもあたたかく皆から愛される人柄が感じられる、キラキラで愛に溢れた卒業ライブとなった。
卒業ライブを終えて、朝倉にインタビュー!!

朝倉ゆり卒業ライブにお越しくださった皆様、配信でご覧くださった皆様本当にありがとうございました!
アイドルとしては10年と4ヶ月、エラバレシとしては6年と1ヶ月…卒業の日まで全力で駆け抜けて来ました。振り返るとあっという間に感じますが、この日を迎えるにあたってもたくさんの方が携わってくださってライブができているんだなとすごく感じました。
アイドルとして過ごしてきたこの時間は私の中で紛れもなく大切すぎる時間で、そんな大切な時間のどの瞬間にもファンの皆さんの笑顔があって、皆さんにたくさん支えられて、愛をいただいたおかげで"エラバレシの朝倉ゆり"として最後まで活動することができました。
ライブでも歌わせていただきましたが、卒業ソロシングル「Good luck!」はこれからエラバレシが歌い継いでくれることになりました。私が人生の全てをかけて過ごしてきたエラバレシをこれからも見守っていただけたら、リーダーとしてこんなに幸せなことはありません。
どの時代のエラバレシも私は大切で大好きで誇りに思っています。これからのエラバレシも今まで以上にたくさんの方に愛されるようなグループになってくれると信じています。本当に今までたくさんの応援をありがとうございました。
【エラバレシ公式 HP】 http://stand-up-project.jp/erabareshi/
【公式ツイッター】 https://twitter.com/_erabareshi_
【公式 LINE】 https://line.me/R/ti/p/%40erabareshi
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