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主演公演の活躍を通じて学んだもの
花組時代、朝夏まなとさんは3度の主演公演を経験しています。・2008年「蒼いくちづけ」
・2010年「BUND/NEON上海」
・2010年「コード・ヒーロー」

出典:©宝塚歌劇団 公式HP
花組『BUND/NEON 上海』より
「蒼いくちづけ」の時は、「信じられない気持ちと同時に、チャンスを与えていただいたので、なんとか期待に応えたい」という一心で取り組んだそうです。
「BUND/NEON上海」は、演出家・生田大和先生のデビュー作。実際に上海に行った上での公演で、男役としても成長した姿を魅せてくれました。
そして、大きな転機になったと本人も語っているのが「コード・ヒーロー」。これは、初めての東上付公演でもありました。

出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ
タカラヅカ・スカイ・ステージ「CODE HERO/コード・ヒーロー(’10年花組・東特・千秋楽)」より
周囲から「変われ」と言われ、期待やプレッシャーが大きい作品だったそうです。しかし、同時に「役を自分らしくやろう」という舞台人としての自我が目覚めた公演だったとか。
確かに、前2作と比べても、主演としての堂々たる立ち姿が身についているな、と感じます。
相手役は実咲凜音さん、2番手は望海風斗さんという布陣の「コード・ヒーロー」は今思い返しても豪華なメンバー。
この公演で初ヒロインだった実咲凜音さんと後にトップコンビを組むということからも、今のまぁ様に繋がる公演と言えます。
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"花組時代の名コンビ「まぁだい」"
"花組時代の名コンビ「まぁだい」"
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