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超実力派・北翔海莉のもとでのびやかなスター性が開花

柚希礼音さんの退団後、星組を率いたのは北翔海莉さん。

柚希礼音さんとはまたカラーの違うトップスターの元で2番手を経験することで、紅ゆずるさんのスター性がよりおおらかに、伸びやかになったのではと思います。
紅ゆずる
出典:©宝塚歌劇団 公式HP 星組公演『ガイズ&ドールズ』より
ちなみに、人見知りの紅ゆずるさんは、北翔海莉さんが組替えされてすぐは、なんと喋っていいか分からなかったそうですよ。でも、だんだん打ち解けて、北翔海莉さんの演技や歌から学ぼうと、日々袖で見ていたそうです。

北翔海莉さんと紅ゆずるさんのコンビが見られたのは、実は大劇場公演の3作品のみ。

しかし、共演の少なさを感じないほど、どの作品も濃厚です。

特に、サヨナラ公演「桜華に舞え」では、2人の関係性に涙しなかった方はないないのではないでしょうか。
桜華に舞え
出典:©宝塚歌劇団 公式HP
星組公演『桜華に舞え』『ロマンス!!(Romance)』 より

北翔海莉さんというどっしりとしたトップスターの元で、紅ゆずるさんはより伸びやかに、舞台を楽しんでいるようでした。そのおおらかさは、トップスターとしてのあり方に大きく影響を与えたのではと思います。

柚希礼音さんの元で2番手を勤めていた時、小池修一郎先生からは「今、この時代にいてよかったと思える日がかならず来る。その時2番手でいたことが財産になる」という言葉を頂いたそうです。

まさに、2番手という財産を最大限に活かしているのが、紅ゆずるというスターなのです。

2番手が長いからこそ、紅ゆずるという個性派スターが生まれた

紅ゆずる
出典:©宝塚歌劇団 公式HP
星組公演 『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』より

入学試験の時からユニークなエピソードに事欠かない紅ゆずるさんですが、今の個性的なキャラクターが確立されたのは、長い2番手時代を経ているからだと思います。

さまざまな役や番組を経験しているからこそ、その引き出しは無限大!まるでびっくり箱のように、「何が出てくるか分からない」という魅力に満ちあふれているといえるのではないでしょうか。

2番手時代を知れば知るほど、トップスターとしての紅ゆずるさんがますます好きになりますね!

著者:海野りんご

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