AKBや乃木坂などの青春時代の気持ちを取り戻すような歌詞から美空ひばりさんや稲垣潤一さんに書く人生観をテーマにしたような歌詞。
秋元さんの書く詩には、あるあるネタが盛り込まれる時もあれば、小説のような素晴らしい比喩が盛り込まれるときもあったり・・・・・。
ヒットチャートを飛ばし続けてきた秋元さんの『これは天才!』と思った詩を紹介します!
❒引っ越しました(AKB48チームk)
好きだった人と別れて1人暮らしをし始めるけど、物理的には引っ越しできたのに自分の心が元いた場所に残ってしまっている悲しくも前向きになれる詩。
”やっと引っ越しするよ なにかのついでに寄ってよ ちっとも広くないのに 愛の余白を埋められないんだ”
でも、まだ好きな気持ちもあって・・・2番の歌詞では・・・
“そんな説明じゃ 君は迷うかもね 左側にクリーニング屋が見える もしもそれでもわからなければ 僕が立っているよ”
ここは、さっしー(指原莉乃)も好きな部分って言ってましたね・・。さっしー優しい人が好きなのかと笑
出典:©AKS. HKT46 OFFICIAL WEB SITE プロフィール 指原莉乃より
そして、最後に
“僕のハートは引っ越しできない”
で締めくくられています。この部分が好きなファンは多いハズ!メロディーと詩がマッチしてて切ないんですけどね。。
❒君の名は希望(乃木坂46)
これは本当に神曲。絶対に神曲。誰が何と言おうと神曲。笑
“僕が君を初めて意識したのは 去年の6月 夏の服に着替えた時 転がってきたボールを無視してたら 僕が拾うまで こっちを見て 待っていた”
“透明人間そう呼ばれてた 僕の存在気づいてくれたんだ”
初っ端から凄くいいんですよね・・。初めて意識したのは、去年6月のことで、それを今振り返るところからスタートするという。
そして、透明人間と呼ばれてたことも判明します笑
そして、サビ。
“こんなに誰かを恋しくなる自分がいたなんて 想像もできなかったこと 未来はいつだって新たなときめきと出会いの場 君の名前は”希望”と今知った”
透明人間と呼ばれてて、自分の存在すらよくわかってなかった少年が1人の少女と出会って、自分の存在が確かなものに変わっていく詩です。
この少年は、おそらくこの時までこれ程にまで人を好きになったことがなかったけど、この少女との出会いで全てが変わった。
こんなに誰かを好きになるという自分を知ることができたわけです。
2番の終わリの歌詞には、
“同じ今日だって僕らの足跡は続いてる”
という部分があります。
ずーっと『僕は』、『僕は』と言っていたのに後半に『僕ら』になっているわけです。
こういうのは秋元康さんの詩の特徴ですね。
1番と2番で心情や状況に変化が起きます。
“僕ら”と言った部分があったからといって、恋が叶ったわけではないんですけどねW
“もし君が振り向かなくても その微笑むを僕は忘れない”
とあるのでね・・・・笑。
この歌詞のいいところはやっぱり、恋をきっかけに自分自身が変わっていくところですね。そして、それをこんなにも切なく表現した秋元康さんは天才です!
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[next_heading title=秋元康の歌詞はAメロに注目!出だしからセンスが違う!!]