日本の女性指揮者・西本智実は結婚してる?実力や評価、経歴について
西本智実さんは日本では数少ない女性指揮者です。
日本のみならず、西欧や北米、南米へも活動の拠点を広げており、2014年には才能と芸術性と功績に対してヴァチカンの音楽財団より名誉賞が授与されました。
また、容姿端麗な姿も注目を集めており、西本智実さんの指揮をひと目見ようと、オーケストラコンサートに足を運んだ方も少なくはありません。
今回は、そんな日本の女性指揮者、西本智実さんの経歴や実力、評価についてご紹介します。
日本から海外へ 西本智実さんの経歴
西本智実さんは、1970年に大阪府大阪市に誕生しました。
1994年に大阪音楽大学作曲学科を卒業し、2年後にはロシア国立サンクトペテルブルク音楽大学院へ留学をしています。
1998年には、京都市交響楽団の指揮を行い日本国内のデビューを飾りました。
この後も順調に、1999年のロシアでは「聖スタニスラフ勲章」を受勲、2000年の日本大阪附では「咲くやこの花賞」を受賞しています。
2002年には、活動拠点をロシアに移し、「ロシア・ボリショイ交響楽団ミレニウム」の首席指揮者に就任しました。
以降2年間ほど主席指揮者を務めます。
2004年には、チャイコフスキー記念財団・ロシア交響楽団の首席指揮者、サンクトペテルブルク国立アカデミックオペラ・バレエ劇場の主席客演指揮者に就任しました。
そのめまぐるしい活躍は、週刊誌「ニューズウィーク」の「世界が尊敬する日本人100人」に選出される程です。
2005年にはロシアにて「国立チャイコフスキーの家博物館ホール」の指揮、2006年には、クロアチアにて「ドゥブロヴニク音楽祭」の指揮、ハンガリーでは「ハンガリー国立歌劇場」の指揮を行いました。
2007年にはオーストリアの「ブルックナー管弦楽団定期演奏会」で指揮を、モナコでは「モンテカル・フィルハーモニー管弦楽団」の指揮をしています。以降も現在に至るまで、さまざまな国で指揮を行っており、世界的に高い評価を得ています。
そのため、2010年、2011年にはロシア国立交響楽団首席客演指揮者にも選ばれました。
日本でも、2012年に日本国内閣官房国家戦略室担当大臣より感謝状を拝受、2014年には大阪音楽大学客員教授に就任、同年には大阪国際文化大使に就任されています。
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西本智実さんの指揮の特徴や実力、評価
西本智実さんの指揮で有名な演奏には、ショスタコーヴィチの「交響曲第5番 革命」や、チャイコフスキーの「交響曲第6番 悲愴」などが挙げられます。
ロシア留学から幾度もの指揮経験をロシアで積んでいるためか、ロシア音楽を得意としている傾向がみられます。
指揮のスタイルは表情豊かで動きも大きく派手な印象です。しかし、実際に紡ぎだされる音楽は、堅実で、女性的な柔らかさや音の色彩が感じられるような繊細な一面を感じさせます。
また、オーケストラ指揮にとどまらず、オペラ指揮でも高い評価を得ています。柔軟な姿勢で意欲的に音楽に取り込み、オペラ「蝶々夫人」を京都南座で演奏した他にも、歌舞伎などの伝統芸能と、オペラのコラボレーションを目指しています。
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