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『母と暮せば』で今年の第39回日本アカデミー賞・最優秀主演男優を、第89回キネマ旬報ベスト・テンでは主演男優賞を受賞。
数多くの受賞歴を誇るジャニーズ屈指の演技派と言えば嵐・二宮和也くんです。
近年多くのドラマ・映画で目覚ましい活躍を見せる彼ですが、その演技力はジャニーズJr.時代から既に光るものがあったそう。
今回はそんな二宮くんのジャニーズJr.時代の活躍に注目。彼の演技の歴史を紐解いていきたいと思います。
嵐・二宮和也の輝かしい受賞歴
彼のジュニア時代の活躍を見る前に、改めて二宮くんの輝かしい受賞歴をおさらいしておきましょう!
デビュー間もない2001年、『ハンドク!!!』での第5回 日刊スポーツ・ドラマグランプリ・秋ドラマ 助演男優賞が彼の初受賞です。
既に巨匠と言われる面々から高い演技力を見込まれていた二宮くん。
その後は2003年~2008年まで立て続けに様々な賞を受賞。
特に2007年放送された『拝啓、父上様』、『山田太郎ものがたり』、『マラソン』と3シーズンとも主演男優賞、放送個人賞を受賞しています!
その他合わせて合計6つの賞を受賞しており2007年は二宮くんにとって飛躍の年となりました!
翌年2008年には『流星の絆』が大ヒットしもちろん主演男優賞を受賞。
そして今年2016年には2015年に放送されたドラマ『母と暮せば』が評価され、第89回 キネマ旬報ベスト・テン 主演男優賞、第39回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞を受賞と大物俳優としての一歩を踏み出しました!
嵐・二宮和也のジャニーズJr.時代の活躍!
今や俳優としての評価も高い二宮くんですが、ジャニーズJr.時代からドラマなどに出演し活躍していたそうです。
一番最初に出演したドラマは1988年にTBSにて放送された『天城越え』です。田中美佐子演じる年上の女性大塚ハナに恋心を抱く勤勉な少年・西浦多吉を演じました。
まだジャニーズ事務所に入所したてでレッスンを受けている時期でもあった二宮くんは、初のドラマ出演というプレッシャーもあり当時はとても辛かったと語っています。現在同様の質問をしてもやはり『天城越え』の仕事が一番辛かったと話すそうです。
その後同年1998年にドラマ『二十六夜参り』『あきまへんで!』に出演。『あきまへんで!』は初の連続ドラマ出演作となりました。
1999年には『熱血恋愛道』『あぶない放課後』『怖い日曜日』と数々のドラマ出演を果たし、ジャニーズJr.時代から俳優としての才能の片鱗を示し始めました。
嵐・二宮和也のジャニーズJr.時代の活躍!その②
二宮くんはドラマだけではなく、舞台にも出演しています。ジャニーズJr.時代には数々のオーディションを受けていたそうですがなかなか思うような結果にはならず意気消沈としている中で受かったのが1997年に開演された舞台『STAND BY ME』です。
それぞれが何らかの理由で心に傷を負った4人の少年たちのひと夏のアドベンチャーストーリーです。
その4人というのが相葉雅紀くん、松本潤くん、生田斗真くん、そして二宮和也くんでした。ファンからは当時のこの組み合わせを苗字の頭文字を取って『MAIN』と呼んでいて、この4人でデビューしたらまた違った未来があったかも!と言われています。
まだ演じるということに関して経験の少なかったJr.時代の相葉くん、松本くんも様々な苦労があったそうです。
その後二宮くんは舞台『ジャニーズ・ファンタジー KYO TO KYO』に出演。舞台役者としての経験もドラマ出演以前から積んでいたのは子供ながらにしてすごいなと思いますね!
天才だけど凡人?ニノの魅力はここにある!
現在はジャニーズアイドルの大人気グループ嵐の二宮くんと俳優としての二宮和也くん。どんな舞台にたっても素晴らしい活躍をしています。
元々はお小遣いあげるからオーディションに参加してくれば?とお母さんに言われてたまたまジャニーズ事務所にオーディションを受けて入所したというエピソードがあるのですが、その時点で二宮くんの才能を見出したジャニーさんは改めてすごい“目”を持っている方だと思い知らされます。
演技指導の厳しさで有名な蜷川幸雄監督やアメリカのクリント・イーストウッド監督など様々な著名人からも“天才”だと評価されている二宮くんですが、彼は偉ぶることもなく三枚目としての役割を果たしているところにファンも親近感や愛着が湧いているのではないでしょうか?
バラエティ番組でもしっかりと笑いを取ることができ、嵐ではトップアイドルの仕事をこなし、俳優としては現場の空気を読み取り、監督の期待以上の演技をするまさに才能あふれる完璧超人の二宮和也くん。これからもニノこと二宮和也くんの活躍に要注目です!
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