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夏の梅田を賑わせている、宙組「WEST SIDE STORY」(以下、WSS)の再演。今年1月の公演を早くも再演する形ですが、主要キャストの布陣が大きく変わり、新しいWSSとして完成度が高いと話題です。

中でも、ファンの間で注目を集めているのが、2番手役・ベルナルドを演じる愛月ひかるさん!こだわりの詰まったワイルドな男役姿に心奪われるだけでなく、相手役に見せる”彼氏力の高さ”に改めて惚れ直すファンが続出しています。

愛月ひかる出典:© Umeda Arts Theater Co.,Ltd. 宝塚歌劇 宙組 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演 ロマンス 『不滅の棘』 より
今回は、WSSメンバーの中でひときわ輝く愛月ひかるさんについて、ご本人のこだわりや周囲とのエピソードを交えて詳しくご紹介します。きっと、もっと愛月ひかるさんのことが好きになるはずです!

WSSのベルナルド役を熱演!愛月ひかるの見せたこだわりに脱帽


WSSでベルナルド役を演じる愛月ひかるさん。ベルナルドは、主人公たちと敵対するグループ・ジェット団のリーダーで、ヒロイン・マリアの兄という役どころ。プエルトリコの移民という設定なので、人種差別をするアメリカ人を強く憎んでいます。

愛月ひかる出典:© Umeda Arts Theater Co.,Ltd. 宝塚歌劇 宙組 梅田芸術劇場メインホール公演 MUSICAL『WEST SIDE STORY』 より
物語の中では、いわば”敵役”ポジション。強い怒りを胸に秘めながらも、妹を愛し、恋人を大切にする魅力的な男性です。1月のWSSでは芹香斗亜さんがベルナルドを演じましたが、それとは全く違うベルナルドを作り上げています。

個人的な感想を言えば、”愛”を強く感じるベルナルドだな、と思います。妹・マリアはもちろん、恋人・アニータに向けられる眼差しや振る舞いを見て、人としての魅力に溢れたベルナルドだなと感じさせる力がある熱演です。単に技術力があるだけでなく、男役としてキャリアを重ねる中で身につけた包容力や色気が爆発している印象です。

また、愛月さんは生粋のヅカオタとして知られるタカラジェンヌの一人。黒塗り・リーゼントという男役ビジュアルへの追求も止まりません。こだわりのリーゼントは、本人の顔を引き立てる絶妙なバランス!こだわりと技術の塊に、つい目を奪われてしまいます。

目を奪われるといえば、美しい顔につけられた”ケツアゴ”の先にも注目。役としての印象をより深めるため、毎公演こだわって付け足しているのだとか。よりワイルドさが増した愛月ひかるさんに、惚れ直してしまいます。

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