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2015年の夏に上演された「1789-バスティーユの恋人たち-」は、演目を務めた月組だけでなく、宝塚歌劇団にとっても大きな意味のある舞台となりました。
それに加えてもうひとつのトピックと言えば…
そうです、新人公演を務めた暁千星さんや美園さくらさんの存在もハズせませんよね!
新人公演の「1789-バスティーユの恋人たち-」についてもガッツリレポしちゃいましょう!
■フランス革命前夜を描くちょっと珍しいタッチの作品
「1789-バスティーユの恋人たち-」の舞台はフランス革命前夜のフランス。
バスティーユとは、政治犯が収監されているとして有名だったあのバスティーユ監獄のことです。
暁千星さんが演じる主人公のロナン・マズリエは国家権力の横暴がまかり通っていた時代に父親を官憲に殺されてしまいます。
それをキッカケに革命家と行動を共にするようになり、パリに出ます。
一方、美園さくらさんが演じるフランス王妃、マリー・アントワネットはフェルゼンという外国将校との恋に明け暮れる毎日。

それぞれが違う身分と運命に身を委ねながら時代の流れに飲み込まれていくという大作です。
宝塚作品としては珍しく、主人公の男性と女性がほとんど直接絡まないというのも特徴でしたね。
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"■成績優秀な月組エリートコンビが見せる期待のステージ"
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