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『シュレディンガーの猫』リリースツアー「マタタビツアー2015→2016」でメジャーデビューを発表したBrian the Sun。今、要注目のバンドですが、そのユニークな音楽性とメンバーのプロフィールを紹介します。
閃光ライオット出身!

10代が多数参加することでも知られていたロック・フェスティバル「閃光ライオット」。「強烈な一瞬の光(閃光)が、暴動(riot=ライオット)する日」というコピーそのままのインパクトでしたが、惜しまれながら2015年に幕を閉じました。
そんな「閃光ライオット」2008年の決勝に進出。惜しくも準グランプリでしたが、注目されるきっかけになりました。
メンバーの一人はボカロP?
Brian the Sunのすべての曲の作詞・作曲を手がけているのは、ボーカルとギターを担当している森良太。じつは、うしろめたさPの名前でボーカロイド楽曲を発表している、話題のボカロPでもあります。
ボカロPとしての初投稿曲『16ビットガール』は、2013年1月6日のボーカロイドカテゴリーランキングデイリーで1位にランクイン。ボーカロイドの世界でも鮮烈なデビューを飾りました。
サウンドにこだわりあり
出典:©SPACE SHOWER NETWORKS INC.
Brian the Sun "シュレディンガーの猫" (Official Music Video)youtubeより
初期曲と最新曲が5曲入ったミニアルバム『シュレディンガーの猫』は、演奏も歌唱も補正せずに音源化しています。スキルがなければできない手法です。
各プレイヤーのクセなどもそのままに録音、まるでライブのような臨場感のあるサウンドを楽しむことができます。UKロックを思わせるマイナーな感じのコード進行で、ブリティッシュ・ロック好きの往年のロックファンも注目しています。
文学的な歌詞と疾走感あふれるサウンド

エッジの立ったパワフルなサウンド、熱いライブパフォーマンスについ目を奪われてしまいがちですが、その歌詞によく耳を傾けてみるととても文学的です。その繊細さに驚いてしまうかもしれません。
PVも凝っていてアーティスティックです。サウンド、歌詞、ビジュアル、多面的な魅力のBrian the Sunこれからも目が離せませんね!
著者:川端まり
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