当たり年と言われる101期生のとても珍しい特徴と、期待の注目株

宝塚歌劇団への登竜門、宝塚音楽学校。
タカラジェンヌになるには、ここで2年間修学して卒業する必要があります。2013年にこの宝塚音楽学校に入学して、2015年に宝塚歌劇団に入団したのが101期生です。
当たり年という評価でおなじみの101期生は、40人。特に男役の当たり年と言われる101期生ですが、その理由を探ってみましょう!

宝塚101期生

[adsense]

史上まれに見る男役の当たり年だった

もとから入学試験の倍率があり得ないくらい高いことで知られる宝塚音楽学校ですが、2013年の倍率は22.03倍で依然として超・狭き門でした。その厳しい倍率を勝ち抜いて合格した40人は1人も欠けることなく卒業、見事全員が宝塚歌劇団への入団を果たしました。誰も脱落しなかったことで、すでに101期生のスゴさが分かりますね。

101期生より前の卒業生の成績を見ると、娘役の方が良い傾向にあったんですが、101期生では上位の成績者の中に男役が4名も入っていて、この時点ですでに男役の当たり年だったんです。

101期生は2015年4月16日に月組公演「1789 -バスティーユの恋人たち-」にラインダンスにて初めて舞台を踏み、ここで舞台人としてのスタートを切りました。
1789 -バスティーユの恋人たち-

上位4位までを男役が独占した珍しい101期生の男役スターたち

101期生は男役が成績の上位に入るという、これまでに無かった男役の当たり年といわれる年です。その男役で成績トップとなったのが「こってぃ」こと鷹翔千空さん。

身長175cmという恵まれたスタイルをいかして堂々の演技をこなし、初舞台後は宙組に所属しています。101期生の中で人気、実力ともにトップというのがヅカファン共通のイメージなので、最注目株です。

101期生

101期生の成績で次点だったのが、同じく男役の「まりこ」「じゅりあん」の愛称で飛ばれる天紫珠李さんです。天紫さんも男役に適した169㎝という身長を持っていて、月組の所属です。

天紫珠李

成績3位の愛乃一真さんもこれまた男役で「さな」「かずま」という愛称でおなじみです。身長172㎝という、一段と高い身長に武器に有望視されている新人で、花組の所属です。さらに、成績4位の縣千さんも身長171cmの男役で、トップ4までを男役が独占するという本当に珍しい101期生なのです。

愛乃一真

当たり年の101期生には、娘役にも注目株が

ここまで男役ばかりにスポットを当ててきましたが、当たり年と言われる101期生には娘役の注目株も目白押しなのです。その中でも個人的に、101期生で成績上位の夏葉ことりさんを注目株として推したいと思います。夏葉さんは花組の所属なので、文字通り花開く活躍に注目しましょう!