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【第3位】どのキャラクターも魅力的!暗い過去を持つ登場人物たち

『ベルセルク』では、キャラクターの〈人間としての弱さ〉、孤独に背負い続ける〈暗い過去〉、複雑な生い立ちの中で生まれた〈トラウマ〉など、登場人物のビジュアルだけではなく内面的な部分についても、時に残酷なほど丁寧に描いています。

その際、下手をすると物語が陳腐になりがちな「独白」「回想」のシーンもかなり多用されていますが、彼らが抱える葛藤のリアルさゆえに自然とストーリーに引き込まれてしまいます。

ベルセルク
出典:©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/ベルセルク製作委員会 TVアニメ「ベルセルク」公式Twitterより

登場人物たちが抱える苦悩はあまりにも過酷で目を覆いたくなるものばかり。
しかしそれがかえってキャラクターの魅力を引き立たせることに成功しているのです。

例えばガッツは、自分の信じていた人に仲間が殺され、愛する人が犯される、という耐え難い地獄を経験することになります。
しかしその怒りや憎しみの強烈な感情がガッツの行動原理となって、彼の復讐の旅が続けられることになるのです。

ファンタジーではありますが、そこで生きる人々のリアルな心理描写が、数多くのキャラクターたちを誰一人忘れられない存在にしています。

【第2位】意外とギャグ要素も多い?どんな状況も癒しと笑いに変える妖精パック!

では、めちゃくちゃ暗い作品かと言えば、そうではありません。

それはガッツと一緒に旅をする妖精パックのおかげ。
どんなに危機的な状況であろうと、パックが馬鹿みたいにギャグを連発し、読者を笑わせてくれるのです!

(ただし、ガッツやその仲間たちからはよくスルーされています……)

パック ベルセルク
出典:©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/ベルセルク製作委員会 TVアニメ「ベルセルク」公式Twitterより

パックがふざける時はなぜか形態(絵柄)も変わり、二頭身の「くりパック」になるのですが、他の作品のパロディっぽいセリフを発したり、コスプレをしたり、とっても可愛くて癒されます!

泥棒少年イシドロとのコンビも最高ですね。
小さな妖精パックはいつもイシドロの頭の上に乗っかって、「エルフ次元流」と勝手に呼んでいる全く役に立たない剣術をイシドロに教え込もうとします。

イシドロは迷惑そうにしながらも、なんだかんだ息の合ってしまう二人。
暗鬱な雰囲気とピリピリとした緊張感で包まれた世界を、パックやイシドロの無邪気な言動がいつも和ませてくれるのです。

ベルセルク
出典:©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/ベルセルク製作委員会 TVアニメ「ベルセルク」公式Twitterより

ほかにも、魔女見習いシールケや、人魚の娘イスマなど、ガッツ一行の癒しキャラは少しずつ増えています!

『ベルセルク』は全世界で4000万部以上を売り上げた大ベストセラー作品ですが、その功績にはこれらの「ギャグ要素」「癒し要素」が不可欠だったのではないでしょうか。

ただただ暗いだけのダークファンタジーよりも、どこかで息抜きタイムがあった方が、読んでいる方も安心できますよね。

とは言うものの、ベルセルク一行に癒しキャラが増えれば増えるほど、彼らがいずれ死んでしまうのではないかという恐怖も同時に沸き起こってくるのですが……。


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