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宝塚歌劇団の星組に所属する夢妃杏瑠さん。抜群の歌唱力でファンからも人気の高い夢妃さんは、2016年に星組の大劇場公演『こうもり』の本公演に出演し、重要な役を演じます。
ヅカファンなら絶対に知っておきたい星組の娘役、夢妃杏瑠さんのプロフィールと、これからの出演予定についてお伝えします。
◆夢妃杏瑠さんのプロフィール
夢妃杏瑠さんは、兵庫県伊丹市生まれ。誕生日は1月16日で、血液型はA型です。
宝塚歌劇団の93期生、星組に所属する娘役スターで、初舞台は2007年3月の『シークレット・ハンター』でした。
身長は161cmで、愛称は“あんる”。長きにわたって星組を支える中堅の娘役である夢妃さんは、歌唱力の高さで人気を集めています。
夢妃さんは2010年の『愛と青春の旅だち』でエトワールに抜擢された経歴があり、実力のある歌姫です。ファンの間でも、“歌の上手いタカラジェンヌ”として名前を挙げられることが多いので、すでにご存じの方も多いかもしれません。
夢妃さんは、これまでに演じた役の中でも特に『ランスロット』のモルガン、『おかしな二人』のセシリー・ピジョン、『太陽王』のイザベルがお気に入りのようです。歌声を生かした役柄に就くことが多い彼女。夢妃さんの今後の活躍から、目が離せません。
◆夢妃杏瑠さんの魅力は?
夢妃杏瑠さんの魅力としてまず初めに挙げなければならないのは、抜群の歌唱力でしょう。まだ彼女を知らないファンが、思わず「あの娘役はだれ?!」と訊いてしまうほど、エネルギッシュな歌で人を魅せる力を持っています。さすがは星組を支える重要な中堅娘役。
組によってカラーの異なる宝塚歌劇団の中でも、とりわけ元気あふれる印象が強いのが星組です。そんな星組の歌姫である夢妃さんは、今後の公演もきっと持ち前の歌声で盛り上げてくれることでしょう。
もちろん、娘役としての可憐な姿も素敵です。ヅカファンの間では、2014年の『風と共に去りぬ』のスカーレットⅡ役での純白のドレス姿が、話題として取り上げられます。自然に歯を見せる笑顔がフレッシュな印象の夢妃さんですが、ドレスを着たときに見せるうっとりとした表情にも、思わず惹きつけられてしまいますよね。
◆今後の夢妃杏瑠さんの出演予定は?
夢妃杏瑠さんは今後、星組の大劇場公演『こうもり』の本公演に出演します。『こうもり』の原作は、ヨハン・シュトラウス二世によるオペレッタの傑作です。今回、星組によってミュージカルとして生まれ変わった『こうもり』は、宝塚ならではのアレンジとユーモアが加わり、一味違った作品となっています。
舞台は19世紀後半のウィーン。主人公は、ある仮装舞踏会でのひょんな出来事から“こうもり博士”と呼ばれ、からかわれる羽目になってしまったファルケ博士です。ファルケ博士は、この事件の発端となったアイゼンシュタイン伯爵へ、愉快な仕返しをしようと考えます。古典作品と聞くとなんとなく堅苦しいイメージがありますが、あらすじをご覧になっていただいて分かるように、誰もが楽しめる内容です。
大人っぽくカッコいい役どころの多い夢妃さんですが、今回は「ロザリンデ」という、アイゼンシュタイン侯爵夫人の役を演じます。ドレス姿の美しさはもちろんのこと、劇中で夢妃さんが歌う曲は、「かなり難しそう!」と、すでに公演に行ってきたファンの間でも話題にのぼっているほど。コーラスメンバーを含めた大人数での歌唱には見ごたえがありますから、これほど迫力のあるシーンを見逃すわけにはゆきません。
抜群の歌唱力で星組を支えるスター歌姫、夢妃杏瑠さんのプロフィールをお伝えしました。次回の公演でも娘役として重要な役どころを演じる夢妃杏瑠さんを、引き続き応援してゆきましょう。
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