有吉弘行の絶妙なトークスタイル!人気を保つその秘密は…
有吉弘行さんは多くの人気番組でメイン司会を行う人気者ですが、その秘訣は彼独自のトークスタイルにあります。他の司会者とは少し違うその魅力はいったいどこから来ているのかを簡単に説明します。
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歯に衣着せぬストレートさ
有吉弘行さんのトークスタイルの基本は相手が誰であってもハッキリとものを言っていくというものです。
これだけなら無礼講を強調したりため口を行う、自称毒舌キャラクターとそれほど変わらないのですが、大きな違いとなっているのは「お約束」となっているものをすり抜けていくという点です。視聴者的に突っ込みたい部分や、妙に偉そうな人の鼻っ柱を折るといった期待に応えつつテレビ的な従来の流れとは別の運びをするところが、予定調和に飽きた視聴者に受けています。
さりげない愛嬌もポイント
有吉弘行さんは顔つきが基本的に笑い顔に近く、きつい印象をそれほど与えないという事も大きな力になっています。
本来ならばきつい物言いになってしまう所をその愛嬌のある顔で笑って終わらせてしまうことで誘い笑いになります。冷笑や皮肉笑いなどとは違うので、相手を笑いものにして終わらせるという雰囲気にならないことも、様々な相手と対峙した時にその魅力を引き出していく理由となります。トークスタイルとのギャップが常にあるところから心地の良い振れ幅が生まれているのです。
長い下積みや自己認識も基礎
有吉弘行さんは「進め!電波少年」のヒッチハイク旅でデビューから大ブレイクし、帰国後にはミリオンセラー歌手として一躍国民的スターになっていたという経緯があります。
その一方で芸人としての実力が全く鍛えられないまま成り上がってしまったことで、ブームが去った後に非常に長い下積み生活を送ることになります。こうした中でダチョウ倶楽部の上島竜平さんや多くの先輩にお世話になり、トークや全体の運びを体得していき自分を過度に高く見せないというスタイルが生まれています。
毒舌でありながらユーモアを忘れない
有吉弘行さんはあだ名をつける名人として再ブレイクしましたが、こうした経緯から客観的なユーモアと予定調和を崩していく手法を使い、ただ悪口で終わらないようにする絶妙の采配を行えるようになったのです。
このように機転が利くという点も有吉弘行さんが人気を保ち続ける理由かもしれませんね!