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遂に退団を発表した、宙組トップスターの朝夏まなとさん。

そんなまぁ様をそばでガッツリと支えてきたのが真風涼帆さんです。それぞれ花組、星組と違う組で育ち、宙組トップスターと2番手スターとして輝く二人。

その出会いから現在のガッツリ熱い友情が生まれるまで、舞台歴とエピソードを見ていきましょう!

1.敵役からのスタート。朝夏さんトップお披露目「王家に捧ぐ歌」

朝夏まなと 真風涼帆
出典:©宝塚歌劇団 公式HP 2015年宙組公演 『王家に捧ぐ歌』より
朝夏まなとさんがトップスターになったのが、2015年「王家に捧ぐ歌」。この公演で星組から組替えとなった真風涼帆さん。

運命的な出会い?と思いきや、真風さんは実咲凛音さん演じるヒロイン・アイーダの兄、ウバルド役で、敵対する間柄。あまり舞台上での絡みは多くありませんでした。

とはいえ、「王家に捧ぐ歌」の前夜祭では、しっかりとなじんでいる真風さんの姿が。

きっと、朝夏さんの創り上げる宙組の雰囲気は、真風さんとの相性もよかったのですね。

2.絶妙なコンビネーションを発揮「メランコリック・ジゴロ」

朝夏まなと 真風涼帆
出典:©宝塚歌劇団 公式HP 2015年宙組公演『メランコリック・ジゴロ』『シトラスの風III』より
お披露目公演終了後の全国ツアー公演から、二人のコンビネーションの良さが徐々に発揮されるようになっていきました。

お芝居の「メランコリック・ジゴロ – あぶない相続人-」では、主役のダニエルを朝夏さんが、相棒のスタンを真風さんが演じました。

2人はジゴロ仲間で、テンポの良い会話で客席を笑わせるコメディだったのですが、特にスタン役はテンション高くマシンガントーク。

スタンに引きずられて相続話に巻き込まれ、ストーリーが展開されていくのですが、二人の絶妙な掛け合いで客席を笑わせていました。

この公演のことを「普段ぽわぽわしているゆりか(真風)の新しい一面を見た(©宝塚クリエイティブアーツ TAKARAZUKA REVUE 2016より引用)」と、まぁ様もコメントしていました。

続く大劇場公演「Shakespere ~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~」では、どちらかというと敵対関係の間柄でした。
朝夏まなと 真風涼帆
出典:©宝塚歌劇団 公式HP 2016年宙組公演 『Shakespeare 〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』『HOT EYES!!』より
しかし、2016年の全国ツアー公演「バレンシアの熱い花」では主役のフェルナンドとラモン。途中で仲間となり同じ目的に向かう間柄となり、熱い友情を感じさせてくれました。


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