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爽やかにトップスターデビュー。
宙組の伝統を守りながら新しい時代を創りあげたまぁ様
朝夏さんが宙組トップスターになったのが、2015年「王家に捧ぐ歌」。凰稀さんの相手役を務めた実咲凛音さんとトップコンビでスタート。

エジプトの若き将軍という役柄は、たくさんの期待を背負った新たなトップスターの姿に重なるものでした。
この公演でトップスターとして確かな存在感を見せた朝夏さんでしたが、組として素晴らしかったのが歌唱力。
この演目は、歌でストーリーを進めていく展開で全員の合唱シーンも多く、「コーラスの宙組」という伝統を確かに引き継いでいることが証明されました。
宙組が輝き続けるために絶対に壊せない伝統を、朝夏さんはしっかりと受け止め、組子達も守ったからこそ公演は成功したのでしょう。
翌年の「エリザベート」も、朝夏さんと実咲さんをはじめとする宙組の歌唱力があったからこそできた公演。

全員が与えられた役に必死で向き合い創った朝夏まなと版「エリザベート」の盛り上がりは素晴らしく、後世に残る作品となったといっても過言ではありません。
この頃から、朝夏さんトップの宙組は、磨き上げられた歌唱・ダンスと熱い魂で魅せてくれる、スタイリッシュなプロ集団というイメージが固定化されていきました。
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"理想の上司。まぁ様にみんながついていきたくなる理由"
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