ドラゴンクエストの音楽・曲を手掛けるすぎやまこういちコンサートの魅力
ドラゴンクエストは、日本が世界に誇るゲームソフトの1つです。
ストーリーやキャラクターなどさまざまな部分が作り込まれているゲームですが、戦闘曲やフィールド曲など、ゲーム内で流れる音楽も高く評価されていることをご存じでしょうか。
ドラゴンクエストの全シリーズの音楽をすぎやまこういちさんが手掛けており、定期的にコンサートが開催されています。
ここでは、2015年のコンサート情報や魅力についてご紹介します。
すぎやまこういちさんのプロフィール
すぎやまこういちさんの出身は東京都台東区であり、1931年4月11日に生まれました。
中学生の時に独学でクラシックの勉強を重ね、高校生になる頃には学内オーケストラを組織し、指揮や編曲を積極的に務めていました。
その後はピアノが弾けなかったため、音楽大学への進学を断念しましたが、東京大学理科Ⅱ類に進学した後も、学業ではなく音楽活動に専念しました。
大学卒業後はアルバイトを経てテレビ局へと就職し、1960年代後半から作曲活動に専念し始めました。
1970年代にはアニメ音楽や特撮音楽を手掛け、1980年代半ばにはゲーム音楽の作曲に携わります。
1986年にドラゴンクエストの作曲を担当し始め、この時期に再びオーケストラへの興味が増したことが明らかにされています。
現在では自らオーケストラの指揮を務めることもあり、2004年には独自のレーベルである「SUGIレーベル」を設立しました。
2015年のコンサート情報
ドラゴンクエストの曲を中心としたコンサートは、1987年8月から歴史が始まりました。
当初は1年に1回の公演であったものの、公演を重ねるにつれて反響が大きくなり、1992年には1年で8回もの公演を開催しています。
1992年以降は毎年5回以上公演されており、関東や関西だけでなく、地方でも開催されるようになりました。
[adsense num=1]
すぎやまこういちさんのコンサートの魅力
すぎやまこういちさんのコンサートは基本的にドラゴンクエストで流れる曲が構成の中心となっているため、公演に足を運べばゲームで遊んだ懐かしい思い出が一気に蘇ります。
中には「ゲームの世界に入り込んだと錯覚する」などの声も聞かれるほど、ドラゴンクエストで使用された楽曲が忠実に再現されています。
また、ゲームをプレイしただけでは味わえない迫力を感じられる点も、コンサートの魅力です。
オーケストラの構成や会場の音響設備など、細かい部分にもこだわりが見られるコンサートであるため、1曲目から大迫力のステージを楽しむことができます。
もともとドラゴンクエストで使用されている楽曲は、全体的に覚えやすく聞きやすいメロディで構成されています。そのため、ドラゴンクエストであまり遊んだことが無い方であっても楽しみやすいコンサートであり、幅広い世代の方が満足できる公演と言えるでしょう。
[next_heading title=2015年のコンサート情報]