【感動】美しい色彩を堪能できるアニメ作品おすすめ10選!


257 views

人々に感動を与え続けてきた日本のアニメーション作品。

現代における日本のアニメはなんと年に200〜300作品も作られているそうです。子供から大人まで、年齢層もジャンルも幅広いため、話題が去ってしまうとなかなか触れられない作品も多いのではないでしょうか。

今回はそんな様々な作品の中から、「美しい色彩」に注目し、おすすめアニメ作品を紹介していきたいと思います!

「色がきれい」といった感想が聞かれるのはアニメ作品ならではの特徴。作品の世界観がダイレクトに伝わるのも「色彩」かもしれません。見ているだけで作品の世界に誘ってくれるアニメの魅力をお伝えします!

短編作品もありますので、気になった方はぜひ美しいアニメの世界を堪能してみてくださいね。


1. さよならの朝に約束の花をかざろう



出典:© 「さよならの朝に約束の花をかざろう」公式サイト より


監督: 岡田麿里
美術監督: 東地和生
美術設定・コンセプトデザイン: 岡田有章
制作: PA.WORKS

「さよならの朝に約束の花をかざろう」、通称「さよ朝」は2018年2月24日に公開されたPA.WORKS制作の長編アニメーション作品。

儚さのある色合いがとても素敵な作品です。光を意識した繊細な色彩によって本作品のテーマである命や愛情を丁寧に表現しています。

吉田明彦氏の描くキャラクターともマッチしており、ファンタジー作品でありながらその作り込まれた緻密な世界観にはどこか普遍的な懐かしさを感じます。

あらすじ

縦糸は流れ行く月日。横糸は人のなりわい。
人里離れた土地に住み、ヒビオルとよばれる布に日々の出来事を織り込みながら静かに暮らすイオルフの民。10代半ばで外見の成長が止まり数百年の寿命を持つ彼らは、“別れの一族”と呼ばれ、生ける伝説とされていた。両親のいないイオルフの少女マキアは、仲間に囲まれた穏やかな日々を過ごしながらも、どこかで“ひとりぼっち”を感じていた。

そんな彼らの日々は、一瞬で崩れ去る。イオルフの長寿の血を求め、レナトと呼ばれる古の獣に跨りメザーテ軍が攻め込んできたのだ。
虚ろな心で暗い森をさまようマキア。そこで呼び寄せられるように出会ったのは、親を亡くしたばかりの“ひとりぼっち”の赤ん坊だった。
ひとりぼっちがひとりぼっちと出会い紡ぎ出される、かけがえのない時間の物語。

<作品公式サイト>
http://sayoasa.jp/sp/



2. ねらわれた学園


ねらわれた学園[DVD]


監督: 中村亮介
演出: 中村亮介 荒木哲郎 中山奈緒美
美術監督: 金子英俊
色彩設計: 小針裕子
制作: サンライズ

「ねらわれた学園」は2012年11月10日に公開された劇場アニメーション作品。キャストには小野大輔、花澤香菜等豪華声優陣に加え、AKB48の渡辺麻友も初主演声優としてヒロイン役を務めています。

七年前を思わせない美しい彩りのあるアニメ。背景の絵が非常に綺麗で、その色鮮やかな色彩は魅力的です。学園、恋愛、超能力、SFと要素の詰まった作品であり、四人の登場人物の若き青春の悩みとその儚さを映像によって表現しています。

あらすじ

始業式の朝。古都鎌倉の中学に通う関ケンジを待っていたのは、ふたつの“出会い”だった。ひとつは、密かに好意を寄せていた、生徒会書記・春河カホリとの心弾ませる遭遇。幼なじみでカホリの友人でもある涼浦ナツキは複雑な思いで見守る。
そしてもうひとつの出会いは、高台で桜の花びら受けながら、まるで風を操るように立っていた少年との心ざわめかせる遭遇。ケンジたちのクラスにやってきた、転校生・京極リョウイチ、彼こそがその少年だった。ケンジ、ナツキ、カホリのいるクラスに現れた京極は、次第にクラスに溶け込んでいきながら、一方で何かクラスメートの持つ雰囲気と相容れないものを漂わせる。

やがて学園では不思議な出来事が起こり始める。この不思議な出来事がケンジ、ナツキ、カホリだけではなく、生徒会の面々、担任の先生、ケンジの祖父である関耕児、そして不登校を続けていた山際ゆりこなど皆を巻き込んでいく。

そしてその中で明らかになっていく、それぞれの心の想い。
京極は果たして、何者なのか。そして学園では何が起ころうとしているのか。
伝えたい、伝わらない、それぞれの様々な思いが、学園で起きる事件に奇跡を呼び起こす。純粋に人を想う心、伝えたいと願う気持ちが、今と未来を繋いだ時、彼らに訪れた現実は・・・。


<作品公式サイト>
https://www.neragaku.com



3.海獣の子供



出典:© 海獣の子供 公式サイト より


監督 渡辺歩
美術監督 木村真二
色彩設計 伊藤美由樹
制作 STUDIO4℃

「海獣の子供」は五十嵐大介の漫画を原作に2019年6月7日に劇場公開された作品。音楽に久石譲、主題歌に米津玄師という奇跡のタッグを実現させました。キャストには芦田愛菜を始め豪華俳優陣が務めています。

企画から六年の歳月をかけて制作された作品で、原作の壮大なスペクタクルが非常によく再現されています。丹念に描き込まれた背景によって、少し乾びたような原作の独特の空気感を絶妙に演出しています。

また米津玄師氏の制作した主題歌「海の幽霊」のmvには映画の素晴らしい映像美が圧縮されており、美麗に描かれた海や星空が印象的です。

難解な哲学的雰囲気のストーリーが持ち味の本作品ですが、より内容を深めたい方は原作漫画を読了した上での視聴をお勧めします。

あらすじ

自分の気持ちを言葉にするのが苦手な中学生の琉花は、夏休み初日に部活でチームメイトと問題を起こしてしまう。母親と距離を置いていた彼女は、長い夏の間、学校でも家でも自らの居場所を失うことに。そんな琉花が、父が働いている水族館へと足を運び、両親との思い出の詰まった大水槽に佇んでいた時、目の前で魚たちと一緒に泳ぐ不思議な少年“海”とその兄“空”と出会う。

琉花の父は言った――「彼等は、ジュゴンに育てられたんだ。」

明るく純真無垢な“海”と何もかも見透かしたような怖さを秘めた“空”。琉花は彼らに導かれるように、それまで見たことのなかった不思議な世界に触れていく。三人の出会いをきっかけに、地球上では様々な現象が起こり始める。夜空から光り輝く彗星が海へと堕ちた後、海のすべての生き物たちが日本へ移動を始めた。そして、巨大なザトウクジラまでもが現れ、“ソング”とともに海の生き物たちに「祭りの<本番>が近い」ことを伝え始める。

海と空”が超常現象と関係していると知り、彼等を利用しようとする者。そんな二人を守る海洋学者のジムやアングラード。それぞれの思惑が交錯する人間たちは、生命の謎を解き明かすことができるのか。 “海と空”はどこから来たのか、<本番>とは何か。

これは、琉花が触れた 生命の物語。


 <公式サイト>
https://www.kaijunokodomo.com/sp/





4.星をかった日


出典:©三鷹の森ジブリ美術館 サイト より


演出 賀川愛
美術 高松洋平
制作 スタジオジブリ

「星をかった日」は三鷹の森ジブリ美術館にて公開されている約16分の短編アニメーション作品。井上直久の「イバラード」を原作とした本作は裏設定として「ハウルの動く城」と繋がる物語であるとされています。また、主人公のノナの声優はジブリ作品に馴染みのある神木隆之介氏です。

井上直久氏の独特の世界観が15分に圧縮された、素晴らしい作品です。他のスタジオジブリ作品と比べ色彩の豊かさが見受けられる作品であり、その神秘的世界観に短時間のうちに引き込まれること間違いなしです。

尚、本作品は三鷹の森ジブリ美術館限定作品としてのみ視聴可能であるため、ご覧になりたい方は上映期間の確認と毎月10日の美術館入場券の予約が必要になります。

あらすじ

空想の世界イバラードの不思議な物語。
ノナ少年はいつの間にか誰もいない砂漠をひとりで歩いていました。
ノナは、そこでふしぎな女性ニーニャと出会い、彼女の農園の小屋で暮らし始めます。
そんなある日、ノナは野菜とひきかえに星の種を手に入れて育てることにします。

<三鷹の森公式サイトより/映像展示室土星座>
http://www.ghibli-museum.jp/cinema/works/

5. rain town


出典:© 文化庁メディア芸術祭公式サイト より


本作品は石田裕康監督による2010年京都精華大学アニメーション科第二期卒業制作作品として制作されました。第15回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門において異例の新人賞を獲得し、映像的に高い評価を持っています。

背景の淡い青の色合いに黄色のレインコートの少女が印象的な作品。約十分の短い作品ですが、青や緑を基調とした儚げな映像にはどこか郷愁を感じる不思議な魅力があり、雨の反射表現の美しさが心に残る作品です。

アート感の強い作風であり、風景の一部のように描かれた人物にはどこか時間の流れへの諦観を象徴しているようにも思えます。
静かで穏やかな気持ちになりたい時に見たくなる作品です。

あらすじ

いつからか雨が止まなくなり、住民が郊外や高台へと移り住んでいった街・rain town。打ち捨てられ、誰もいない廃墟と化した「雨の街」の奥深くへと迷い込む少女。そこで出会う、かつての街の記憶を持つ一人ぼっちのロボット。どこか寂しさとノスタルジアを感じるほの暗くも美しい世界の情景を、静謐な音楽と降りしきる雨の音のみで優しく描いた作品。
(9分55秒)



6.新世界より




監督 石浜真史
美術監督 山根佐帆
色彩設計 安部なぎさ

「新世界より」は2012年10月より2013年3月にかけて三部に分けて放送されたTVアニメーション作品。原作は貴志祐介による小説作品であり、アニメーションも原作の世界観を踏襲した密度の濃い内容となっています。

独特の世界観を持ち不思議な雰囲気を楽しめるアニメ作品です。落ち着いた色合いによって絶妙な静けさ、ホラー感を演出しています。

一気に引き込まれてしまう特異な世界観が特徴であり、心情の変化、思想のぶつかり合いなど、深いテーマに浸りたいときにお勧めです。


あらすじ
舞台は未来。主人公は5人の少年少女たち。物語は、彼らが“呪詛”と呼ばれる念動力を学ぶ上級学校へと進む12歳の幼少期から始まる。5人はそこで、人類の血塗られた歴史を知ると共に、命をかけた壮絶な冒険へと駆り立てられることになる。やがて14歳という青春時代を迎えた彼らには、より過酷な試練、胸を焦がす衝撃的な出来事が待ち受けている。そして、26歳の夏。予想だにしなかった未曾有の惨劇が人類を襲い…⁉︎

<テレビ朝日公式サイト/新世界より>
https://www.tv-asahi.co.jp/shinsekaiyori/introduction/

7.聲の形


出典:聲の形公式サイト/Blu-ray通常盤より


監督 山田尚子
演出 小川太一 河浪栄作 山村卓也 北之原孝将 石立太一
美術監督 篠原睦雄
色彩設計 石田奈央美
制作 京都アニメーション

本作品は大今良時の漫画を原作に2016年9月17日に公開された劇場アニメーション作品。いじめを通した人と人との関わり合いを丁寧に描いている本作は日本のみならず海外においても高い評価を得ています。

柔らかな色彩によって作品のテーマにつながる温かい雰囲気を丁寧に再現しています。特にラストシーンは色彩だけでなく構図・カメラワークも素晴らしく、日本のアニメの良さを再確認できるオススメの作品です。

あらすじ

“退屈すること”を何よりも嫌う少年、石田将也。
ガキ大将だった小学生の彼は、転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。
彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。
しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。
やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。
“ある出来事”以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子の元を訪れる。
これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語――。

<公式ホームページ>
http://koenokatachi-movie.com



8.言の葉の庭



出典:© 言の葉の庭公式サイト より


監督 新海誠
美術監督 土屋賢一

新海誠監督の5作目の劇場用アニメーションとして2013年5月31日に公開された作品。美しい色彩によって語られた恋物語であり、「万葉集」を引用した丁寧な「言葉」の表現も特徴的です。

登場人物の感情、心の移り変わりを繊細な映像で表現しており、雨の描写によって作品における重要な要素を感性的に演出しています。

本作品で特徴的に見られる背景の色味や明暗を人物の陰影に反射させた色彩表現。
反射する光の美しさを表現した本作は、もはやアニメーションの枠を超えた一つの芸術作品です。

あらすじ

靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は決まって学校をさぼり、公園の日本庭園で靴のスケッチを描いていた。
ある日、タカオは、ひとり缶ビールを飲む謎めいた年上の女性・ユキノと出会う。ふたりは約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、次第に心を通わせていく。居場所を見失ってしまったというユキノに、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作りたいと願うタカオ。六月の空のように物憂げに揺れ動く、互いの思いをよそに梅雨は明けようとしていた。

<言の葉の庭オフィシャルサイト>
https://www.kotonohanoniwa.jp



9. 君の名は。


出典:© www.jtcbkk.comより


監督 新海誠
演出 居村健治
美術監督
馬島亮子、渡邉、丹治匠


新海誠監督六作品目の劇場アニメーション映画として2016年8月26日に公開された作品。RADWIMPSのオリジナル楽曲とともに日本、世界で話題の中心となりました。

新海監督の作品は精密な背景描写が魅力的で、現実の風景をより美しく描き出しています。特に本作品は現代社会を舞台にしており、暖かな光の表現と細部まで書き込まれたリアルな世界観に注目です。

あらすじ

千年ぶりとなる彗星の来訪を一ヶ月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家計の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。

「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい‼︎」

そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。
一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。
繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている、記憶と時間。
二人は気付く。

「私/俺たち、入れ替わってる⁉︎」

<君の名は。公式サイト>
http://www.kiminona.com



10.ヴァイオレット・エヴァーガーデン


出典:©ヴァイオレット・エヴァーガーデン 公式サイト より


監督 石立太一
美術監督 渡邊美希子
色彩設計 米田侑加

ヴァイオレット・エヴァーガーデンは暁佳奈によるライトノベルを原作とした、京都アニメーション制作の2018年春に全13話+OVAで構成されたTVアニメーション。本作の劇場版である「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ―永遠と自動手記人形―」も非常に優れた作品となっています。

京都アニメーション作品はどの作品もクオリティが素晴らしいですが、特にこのヴァイオレット・エヴァーガーデンは色彩が秀逸です。

ヴァイオレットの瞳の色、宝石の輝きの表現はアニメーションとして非常に美しく、公開されている制作風景を見るとその細やかな色指定によって一枚の絵が完成されていることに驚きます。

内容も素晴らしく、心の手紙を通した人と人との繋がりを描く心温まる作品となっています。

あらすじ

思いを綴る、愛を知るために。
感情を持たない一人の少女がいた。
彼女の名は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。
戦火の中で、大切な人から告げられた言葉の意味を探している。
戦争が終わり、彼女が出会った仕事は誰かの想いを言葉にして届けること。

――戦争で生き延びた、たった一人の兄弟への手紙
――都会で働き始めた娘から故郷の両親への手紙
――飾らないありのままの恋心をつづった手紙
――去りゆく者から残される者への最期の手紙

手紙に込められたいくつもの想いは、ヴァイオレットの心に愛を刻んでいく。
これは、感情を持たない一人の少女が愛を知るまでの物語。
「お客様がお望みなら、どこでも駆けつけます。自動手記人形サービス、ヴァイオレット・エヴァーガーデンです」

<公式サイト>
http://tv.violet-evergarden.jp





以上、美しい色彩のアニメ10作品を選定してみましたが、いかがだったでしょうか。

色彩設計によって世界観を上手く演出している作品も多く、色を意識してアニメを鑑賞すると作品をより楽しめるかもしれませんね。

近年はCGも発展し、劇場作品のみならずTVアニメーションにおいても美しい映像の作品が増えてきました。今後も発展し続ける日本のアニメに期待が高まります!

1 / 1

この記事をみんなにシェアする

TVの最新記事

特集記事

気になるエンタメ情報を調べる!

トレタメライター募集中!