劇団四季の研究生になる!オーディション合格から入団、劇団員への道
一流のパフォーマンスで観る人を感動させる「劇団四季」は日本を代表する劇団です。公演を観に行ったことがある方の中には、「あの舞台に私も立ちたい」と思った方もいるでしょう。劇団四季は日本全国に8カ所の専用劇場を持っており、年間3,000回を超える公演を行っています。そのため、劇団員の数は多く、オーディションは随時行われています。
今回は、劇団四季の劇団員になるための道のりをご紹介します。
【道のり1】「研究生コース」のオーディションを受ける
劇団四季の劇団員になるためには大きく分けて2通りの方法があります。1つはシーズンメンバーのオーディションを受けること、もう1つは研究生コースのオーディションを受けることです。
シーズンメンバーは即戦力となる俳優の募集のため、すでに経験や実力があり、すぐにでも舞台に立てる人向けのオーディションです。
舞台に立つための訓練を受ける必要がある人は研究生コースを受けて合格する必要があります。オーディションは基本的に18歳以上から上限なしで受験することが可能です。しかし、研究生オーディションの場合は、20代半ばくらいまでの年齢制限をかけることが多いです。
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【道のり2】研究生オーディションの部門選択
劇団四季のオーディションでは、自分の行きたい部門を選んで受験をします。部門は「ヴォーカルクラシック」「ヴォーカルポピュラー」「演技」「ジャズダンス」「クラシックバレエ」の5種類です。研究生オーディションでは歌、ダンス、演技すべての審査が行われます。
【道のり3】オーディション合格後「研究生」になる
晴れてオーディションに合格し、研究生になった人は、劇団四季の育成プログラムに参加することができます。育成プログラムでは1年間見習いとして劇団四季のノウハウを学びます。プログラム期間はすべて無料でレッスンを受けることができるため、舞台俳優を志す人にとってはとても魅力的です。
ただし、研究生の間は、給料は支払われずアルバイトも禁止されています。そのため、ある程度資金を貯めておくか、両親などのサポートを受けられないと生活が難しいようです。月曜日から土曜日、朝から夕方までレッスン漬けの日々になるため、学業との両立はできません。
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