「静」と「動」を表現する匠・ブレインズ・ベースの作品たち – トレタメ

「静」と「動」を表現する匠・ブレインズ・ベースの作品たち

トレタメ

「夏目友人帳」「デュラララ!!」。どちらも、第一期の放送から長い時間をかけて続編アニメが複数作られ、今でも多くの人に愛されている作品です。この2つのアニメ作品を制作したのがブレインズ・ベースというアニメ制作会社です。

観ているこちらが心休まるようなあたたかい日常を描いた「静」の夏目友人帳。反対的に、どのキャラも画面いっぱいに動きまわる迫力満点の「動」のアニメデュラララ!!「静」と「動」両方を表現するのが上手いという、なんとも匠な製作会社がブレインズ・ベースなのです。

今回はそんなブレインズ・ベースの魅力を伝えるために、ブレインズ・ベース代表作である「夏目友人帳」「デュラララ!!」の2作品の魅力をご紹介します!

妖との心暖まるストーリー「夏目友人帳」

ブレインズ・ベース

夏目友人帳は、緑川ゆきによって現在も少女漫画誌「LaLa」にて連載中の同名漫画をアニメ化したものです。2008年にアニメ第一期が放送されてから既に第四期まで放送。第四期の放送は2012年と少し前ですが、現在も朗読劇を開催すれば人気のあまりチケットが取れないほどの大盛況。今もなお根強い人気を誇っている作品です。

両親を幼くして亡くし、遠い親戚である藤原夫妻のもとで暮らす夏目貴志は、小さい頃から「妖怪が見える」ということで周りから奇妙な目で見られていた。そんな彼と同じく妖怪が見えたという祖母・夏目レイコの唯一の形見である「夏目友人帳」と、それをめぐってひょんなことから彼の用心棒となった大妖怪・ニャンコ先生、そして夏目のもとに集まる妖怪や友人たちとの間で起こる少し奇妙な出来事を、夏目の機敏な心の動きを中心に丁寧に描いています。

夏目と関わる友人や妖怪たちの話の行方は毎回感動するものばかりで、「大人がハマるアニメ」としても有名です。
[next_heading title=池袋を駆けまわる群集劇「デュラララ!!」]