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「ザワ」「ビックリドンキー」…このちょっと変わった愛称で親しまれている翔我つばきさん。ただいま月組で活躍中の、男役タカラジェンヌです。実力、キャリアともにいよいよ本格的なブレイク間近の翔我つばきさんについて、ここで一度プロフィールのおさらいをしておきましょう。

翔我つばき

音楽学校入学から入団までのプロフィール

翔我つばきさんは、宝塚のお膝元である兵庫県の出身です。2005年に宝塚音楽学校に入学、2007年に93期生として入団しました。入学試験の厳しさに注目が集まりがちな宝塚音楽学校ですが、見事入学を果たしてもそこから始まる2年間のレッスンや学校生活も決して楽ではありません。

時には脱落してしまう人もいる中、93期生は宝塚音楽学校に入学した生徒が一人も欠けることなく50人全員が宝塚歌劇団に入団したことで知られている年です。

また、実社会と同じように(?)男役よりも娘役の方が成績優秀という傾向がある中で、93期生は成績上位5人ののうち1位、3位、4位に男役が入るという、男役の当たり年です。我らが翔我つばきさんは、そんな93期生の男役なのです。

93期生

同級生に彩風咲奈さん、蒼羽りくさん、花陽みらさん、芹香斗亜さんといったタカラジェンヌがいます。

入団後の翔我つばきさん


翔我つばきさんは、星組公演『シークレット・ハンター〜この世で、俺に盗めぬものはない〜』で記念すべき初舞台を踏みました。

その後は月組に配属され、『エリザベート―愛と死の輪舞―』『1789 -バスティーユの恋人たち-』『風と共に去りぬ』など有名作品を筆頭に、数々の作品に出演、着実にその存在感を高めています。

シークレット・ハンター〜この世で、俺に盗めぬものはない〜

男役としては高くない身長を研鑽でカバーする努力の人

身長だけを見ると、169cmというのは男役として決して高いとはいえない身長です。最近は170cmを優に超えるような男役も多い中、それを跳ね返すだけの演技力や存在感で勝負したいという思いを抱く翔我つばきさんは大の努力派です。

それだけに、より一層の研鑽を積んで舞台の上で大きく見える男役となることができるかどうか、翔我つばきさんの今後を占う注目ポイントの一つです。

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