Flo Rideと書いてフロー・ライダー。非常に覚えやすい名前のアメリカ人ラッパーです。
2002年に活動を開始してから現在まで人気ラッパーとして名を馳せたのは、彼の特徴的かつ独創的な歌詞(ラップ界隈では“リリック”と呼ぶ)が人気を博しているからです。
それでは、人々を虜にした彼の詞は一体どのようなものでしょうか。
そもそもフロー・ライダーとは?
まずはフロー・ライダーとはどの様な人物であるか説明しておきましょう。
本名はTramar Dillard。1976年フロリダ生まれ。彼の芸名について詳しい理由は明記されていないですが、恐らく出生地のフロリダ州に由来したものでしょう。
2002年に活動を開始してから暫くはメジャーレーベルに相手にされず、職を転々としながら細々と音楽活動を続けて来ました。然しトリック・ダディやリック・ロス等参加する名だたるラッパーのミックステープに収録された事を機に人気を博し、最終的には大人気コメディ映画『ハングオーバー2』に曲を提供出来るまでになりました。
これは彼の努力の賜物と言えるでしょう。その後各音楽ヒットチャートにおいて上位ランクをキープする実力を掴み、現在も活動を続けています。
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フロー・ライダーの歌詞の魅力 – Whistle
まずは人気曲として洋楽好き・クラブ好きなら誰でも一度は聞いた事がある“Whitsle”です。
この曲の特徴としては序盤や中盤に必ず入る口笛の音や繰り返される“whistle baby, whistle baby”と言うフレーズでしょう。
覚えやすく反復しやすい事でスローテンポながらノリの良い曲として紹介される事が多いです。
さて、肝心の詞と言えば、少しエッチというか、激しいような…。「俺がどうするか教えるからゆっくり始めよう」「唇を合わせたらもっと身体を寄せて」等簡単に意訳すれば意味深とも取れる詞が続いています。
彼の詞の魅力と言えば何度も反復しやすい言葉の選び方。例えば覚えやすいサビのフレーズでもある「うぃっすーべいびーうぃっすーべいびー」、日本語で書いてみてもインパクトとしては十分です。
ラッパーであるから韻を踏んだり言葉を選んだりは必須項目ではありますが、日本人でも覚えやすい簡単な言葉選びとフレーズは彼を人気者として表に引っ張りだしてくれた一つのスキルとも言えるでしょう。ラップ要素こそ薄いものの、彼の曲の中でも群を抜いて人気の曲です。
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