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 台湾発の大ヒットウェブドラマ「HIStory シリーズ」。数々のライジングスターが出演、作りこまれたストーリーが反響を呼び、日本をはじめとするアジア各国でも人気沸騰中の注目作品です。シリーズ3作目の「HIStory3 圈套~ラブ・トラップ」は、”ヤクザと警察”のラブストーリーがテーマ!敵同士である2人がどのようにして惹かれ合っていくのか、立場を越えた愛の行方が放送直後からSNSで話題となりました。

 この「HIStory3 圈套~ラブ・トラップ」のDVD発売を記念し、ヤクザのトップ、タン・イーを演じた主演のクリス・ウーさんの来日イベントが行われる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためイベントが中止に。たくさんのファンから、残念な気持ちや励ましの声が聞かれ、改めて作品の人気の高さがうかがえました。

 そんな中、日本のファンのためにクリスさんがインタビュー形式でのコメントを発表!作品・共演者のエピソードはもちろん、もう一度作品を見返したくなる裏話もありますよ!トレタメ独占質問では日本のファンのみなさんについてお話して頂きました。是非、最後までお楽しみください。



■芸能界入りのきっかけを教えてください。

デビュー前はスタント専門の役者でした。ぐるぐる回ったり、逆立ちしたり。よくいろんなところに行ってパフォーマンスをしていましたよ。あるとき稽古の最中、当時所属していた事務所の社長の目にとまり、それからレッスンを受けてCDを出したのです。これが正式なデビューですね。それまでは広告のモデルやスタント、エキストラなんかもしていました。

■歌手でデビューし、その後俳優に挑戦しようと思ったきっかけはなんですか?

芝居は以前からずっと大好きでしたので、レッスンをたくさん受けましたし、何度もオーディションを受けました。ずっと芝居をやりたいと思っていました。

■「圏套」に出演するようになった経緯を教えてください。

はじめはオーディションを受けてみないかと誘われたからです。ですがオーディションが終わってから、もう呼ばれることはないだろうと思いました。それからまたチャンスをいただいて二度目のオーディションを受けることになり、本当にありがたかったです。しかも選ばれたので、とても嬉しかったです。

■ヤクザトップの役でしたが、役に関する感想をお聞かせください。タン・イーというキャラクターを演じるにあたり、工夫されたポイントがあれば教えてください。

この役をとても気に入っています。自分でもこれはたいへん大きな挑戦だと分かっています。この役でいちばん力を入れたところは、心理的な面ですね。というのもかれの心は多くの傷を抱えているので、自分自身を守らないといけません。このあたりを表現できたのではないかと思います。皆さんがどうご覧になってくださるかは、皆さんにお任せします。

■本作の出演が決まり、初めて他のキャストと顔合わせたときの印象を【ジェイクさん、アンディさん、ケニーさん】それぞれ教えてください。また、各人を漢字一文字で表現してみてください。

ー印象ー

ジェイク・スー(徐釣浩):
金髪、卒業したばかりの人のような(フレッシュな)感じ。

アンディ・ビエン(卞慶華):
やさしい人。あまり怒ったりしない感じ。

ケニー・チェン(陳廷軒):
ちょっと怖がりかもしれません。何かから自分を守ろうとしている感じ。

ー漢字ー

ジェイク→金
アンディ→柔
ケニー→慌



■撮影期間はどれぐらいでしたか?また撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?撮影時に印象に残っているエピソードを教えてください。

撮影期間は二か月半でした。現場の雰囲気はだいぶ緊張していましたし、乗り越えないといけない難題も山積みでした。山小屋での撮影の際、外はたいへん寒くて雨が降っていました。それで小屋の中で木を燃やしたのですが、煙でむせてしまい、台詞を言うたびにせきこみそうになりました。でもこのシーンを良いものにしたいと思っていました。放送したものを見ましたが、やはり良いものになっていました。煙を吸ってしまいましたが、その甲斐はあったと思います。

■タン・イーは最初、フェイに対し敵対視だったと思いますが、途中からフェイに違う感情が芽生えていました。クリスさんが見るには、タン・イーはどの段階から好きな気持ちに切り替わり始めたと思いますか?クリスさん自身はどんなタイプを好きになりますか?

タン・イーはとっくに自分の気持ちに気づいていました。ですが、シャオフェイが最初に撃たれたのを見た時、やっとかれの真剣な気持ちを心から受け止められたのだと思います。

■劇中、好きなセリフを教えてください。その理由も教えてください。

「為了活下去,會逼自己學會很多事情。(生きていくためには、自分を追い込んでいろいろなことを吸収していかないといけない)」この台詞を選んだ理由は、現実の自分にとても似ているからです。

■胸キュンするシーンがたくさんありますが、クリスさんの一番のオススメシーンは?

バーにいて、わざと相手を怒らせるシーンがおすすめです。

■最終話でタン・イーとシャオフェイは離れ離れになってしまいます。数年後、待っていてくれたシャオフェイと再会した際、タン・イーは彼に何と声をかけると思いますか?またその言葉をかけると思った理由も教えてください。

とっても良いシーンですので、視聴者の皆さんのご想像にお任せしたいと思います。

■今回の日本でのイベントがキャンセルとなり、日本のファンがとても残念がっていますが、クリスさんからファンに向けて伝えたいメッセージありますか?

皆さんとお会いできるのをずっと楽しみにしていましたので、今回の来日がキャンセルとなってしまい、大変残念に思います。近い将来に皆さんとお会いできる機会があることを願っています。

===トレタメの独占質問にも答えていただきました!

■日本のファンの印象をお聞かせください。

みなさん礼儀正しくて丁寧ですね。がんばってわたしに話そうとしてくださってくださり、わたしへの気持ちが伝わってきました。

■日本に来る機会があればやってみたいことは何ですか?

日本の風俗や人情、文化などをたくさん感じたいと思います。もちろん食べることが一番重要です。

クリス・ウー(呉承洋)

1989年12月30日台北生まれ。国立台湾戯曲学院卒業。
俳優、モデルとしての活動の後、Super131のメンバーとしてCDデビュー。グループ解散後、超級天団Super Groupのメンバーで活躍。兵役から除隊後、クリス・ウー(呉承洋)の名前で活動を開始。本作のクールなヤクザ、タン・イー役でブレイクする。
主な出演作としてドラマ「僕のSweet Devil」(2012年)、「四分之3」、映画『大三元』『明日戦記』等がある。

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「HIStory3 圈套~ラブ・トラップ」DVD


*クリックで拡大

発売日:3月14日(土)
値段:18,000円+税
全10話/全1BOX/中国語音声、日本語字幕
発売元:ビデオマーケット、楽天、コンテンツセブン
販売元:コンテンツセブン
販売SHOP:コリタメドットコム

≪豪華特典付き≫
・特典映像(日本語字幕付きメイキング映像 約60分)
・アウターケース
・フォトブック50p
・トレーディングカード(全4種の内、1種ランダム封入)

【出演】クリス・ウー、ジェイク・スー、ケニー・チェン、アンディ・ビエン
【制作】2019年
【収録】全10話
【ディスク枚数】4枚組
【収録時間】本編約478分
【画面サイズ】16:9ビスタ
【字幕】日本語
【音声】中国語
【監督】リー・チンロン
【脚本】リン・ペイユー
【発売元】ビデオマーケット/楽天/コンテンツセブン
© CHOCO Media Co., Limited

<ストーリー>
4年前、ヤクザ組織“行天盟(シンティエンモン)”の当時のトップ、タン・グォドンと、刑事リー・リーチェンが撃たれて死亡する事件が起きた。リーチェンがヤクザと結託していたため起こった事件と見られているが、犯人は捕まっておらず、未解決事件となっている。新北市政府警察局の刑事モン・シャオフェイは、慕っていたリーチェンに掛けられたあらぬ疑いを晴らし、犯人を捕まえようと、一人捜査を続けていた。現在の行天盟のトップ、タン・イーは、この現場にいた唯一の生き残りだった。彼の供述に矛盾はない。ただ、犯人は見ていないという証言だけは、直感で嘘だと疑い、4年間彼の動向を追いかけている。一方、タン・イーも行天盟トップ殺しの真犯人を捜すためある人物を追い続けていた。同じ事件を追い、時間を共に過ごすうち、いつの間にか2人は敵同士からお互いの一番の理解者となっていく…警察とヤクザの危ないラブ・ストーリーが今、始まる!

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