クレヨンしんちゃんのパパ「 野原ひろし 」でも有名な藤原 啓治さんって?

藤原 啓治

有名なのは「 野原ひろし 」だけじゃない!

30代よりも下の年齢の人なら、藤原 啓治さんという名前よりも「 しんちゃんのパパ 」と言った方が分かる方が多いでしょう!しかし、藤原 啓治さんは声優事務所の社長だったり、俳優としても活躍されていることは、ファン以外にはあまり知られていません。 また、実写映画の吹き替えなども担当されており、近年ではアメコミのバットマンを現在風にアレンジした「 バットマン ダークナイト 」のジョーカー役アベンジャーズでも大活躍のアイアンマンのトニー・スタークも演じられています。

ベストファーザー賞間近との声も?藤原 啓治さんってどんな人?

クレヨンしんちゃんの野原ひろしの声として、お馴染みになってしまった藤原 啓治さんは多数の出演作品の中で父親役をやっているため、アニメスタッフから「 ベストファーザー賞間近か 」と言われたこともあるそうです。

藤原 啓治さんですが、実際にはかなりのお酒好きで、小銭があると周りの人に、その小銭を渡してしまうほどの、豪快な性格なんだそうです。また、海外旅行やスキューバダイビングが趣味で、人ごみが嫌いなど人見知りな一面もあるのだとか。

そんな多趣味で大人な男の藤原 啓治さんですが、現在まで独身貴族を貫きながら、 常に結婚願望や、女性への理想を持ち続けているようです。 同じ声優である子安 武人さんからは「 あなたこそ、はやく結婚すればいいんですよ 」と突っ込まれたこともあるんだとか。

野原ひろし

ファンの中では「 悲劇の声優 」とも……

ベテランの声優さんだけあって、演技力は申し分ないのですが、どうもクレヨンしんちゃんを見て育って世代からは、どうしても「 野原ひろし 」の印象が強く、どのキャラクターを演じていても野原ひろしに思えてしまうことから「 悲劇の声優 」と呼ばれることもあるのだとか。

たとえば、ガンダム作品で 19年ぶりに完全新作で映画化されたことでも話題になった「 劇場版 機動戦士ガンダム00 」シリーズの敵役であるアリー・アル・サーシェスでは「 “ 悪いひろし ”がガンダムを乗り回している! 」と言われてしまったり、ダンディーな役を演じても“ ダンディー ”な野原ひろしと言われてしまうありさま……。

しかし、演技の幅は広く、どちらかと言うと、野原ひろしの声に慣れ親しんでしまったファンの問題なのかも知れませんね……(笑)