あまり、ファンの前に姿を現さないことで知られているダフト・パンク。
日本では2001年に発表したビデオクリップが松本零士とのコラボレーションアニメであったことなどでも有名ですね。
そのダフト・パンクが第56回グラミー賞授賞式で起こした出来事について紹介します。
[adsense]
ダフト・パンクってどんな人たち?
ダフト・パンクはトーマ・バンガルテルとギ=マニュエルからなる、1994年にデビューしたフランスのエレクトロミュージック・デュオです。
素顔を明かさないことでも知られており、アーティスト写真やアルバムのジャケット、ライブパフォーマンスにおいても常にヘルメット姿で現れています。
2013年に発表したアルバムが4枚目という活動歴の長さの割にオリジナル作品数は多くないのですが、オリジナルの制作以外にもサウンドトラックに参加するなどしています。
グラミー賞とダフト・パンク
ダフト・パンクは2009年に行われた第51回グラミー賞で「最優秀ダンス・レコーディング賞」など2部門を受賞しています。
そして2014年の第56回グラミー賞では「最優秀レコード」「最優秀アルバム」などの主要部門を含む5部門を、シングル『GetLucky』と8年ぶりのアルバム『ランダム・アクセス・メモリーズ』で受賞しました。
出典:©DaftPunk official youtube
Daft Punk – Get Lucky (Full Video) youtube より
この2014年の授賞式にダフト・パンクはパフォーマーとして参加したのですが、テレビ出演は2008年のグラミー賞以来、そしてライブ自体も2010年にかねてから親交のあるバンド、フェニックスのライブにサプライズ出演をして以来だったのです。
なかなかテレビに登場しないダフト・パンクがグラミー賞で!!
第56回グラミー賞でダフト・パンクがパフォーマンスをするというアナウンスはとても衝撃的なものでした。彼らのパフォーマンスはなかなか見られる機会がなく、またこの年のダフト・パンクのノミネートの数も多かったからです。
そして、実際にパフォーマンスが始まるとファレル・ウィリアムズやスティービー・ワンダーなどとのコラボでした。
レコーデングスタジオを模したセットにて、ダフト・パンクの『Get Lucky』、シックの『Le Freak』スティービー・ワンダーの『Another Staer』がメドレーで披露されました。
歴史的なパフォーマンス
授賞式において5分以上もパフォーマンスをした彼ら。
それだけでも歴史的と言えますがグラミー賞を5部門も受賞し、年代を超える楽曲をメドレーで披露したこのパフォーマンスは今後も語り継がれるでしょう。