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■『A.I.C.O. Incarnation』(アイコインカーネーション)

2018年3月9日(金)よりNetflixで独占配信される『A.I.C.O. Incarnation』(アイコインカーネーション)。

A.I.C.O. Incarnation
出典:©BONES/Project A.I.C.O. 『A.I.C.O. Incarnation』公式アカウント(@Project_AICO)Twitterより
アニメーション制作は『鋼の錬金術師』や『僕のヒーローアカデミア』などで知られる「ボンズ」、監督は『翠星のガルガンティア』『正解するカド』などで知られる村田和也監督が担当。劇場版『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』ぶりのタッグとなります。

近未来を舞台にしたSFバイオアクション。15歳の少女・橘アイコが、自分の身体に隠された秘密を解き明かしていく物語――ではまず、オフィシャルのあらすじをチェックしてみましょう。

2035年、近未来の日本。
「人工生体」の研究中に起きた大事故“バースト”により、
暴走した人工生命体“マター”が黒部峡谷一帯を侵蝕。
人類にとって希望の地と謳われた研究都市は、政府により立ち入りが禁じられた。

それから、2年後――。
バーストで家族を失った15歳の橘アイコは、
転校生の神崎雄哉から信じがたい事実を告げられる。

それはアイコも知らなかった、自身の身体に隠された“秘密”だった。
それを解く鍵は、バーストの中心地“プライマリーポイント”にあるという。

アイコは、案内人の神崎雄哉と護衛部隊のダイバーたちと共に、
封鎖されたエリアへの侵入を決意するが。

人類の未来を背負う少年、少女が出会った時、明らかになる真実とは?

出典:©BONES/Project A.I.C.O. A.I.C.O. 「A.I.C.O. Incarnation公式サイト」より


SFバイオアクションと銘打つ『A.I.C.O. Incarnation』。現在公開されている予告にも、狂暴化した人工生命(マター)に立ち向かう、強化スーツを着用した人間の姿が描かれています。

ハイクオリティーなアクションシーンに定評があるボンズ。本作でも迫力ある戦闘シーンに期待が高まります。

マターが侵食した「黒部峡谷」というのは、実際に日本の富山県黒部市にある渓谷の名称。ここが舞台となったのは、実際に村田和也監督が10年前に訪れ、ダムの巨大さと、険しい峡谷の自然に感動したのがきっかけだそうです。

キービジュアルやティザー映像にも登場する、緑・青・オレンジ・紫などの色に分かれたダイバースーツ(人工生体を使用した強化スーツ)も印象的。ダイバーたちが手にしている武器も一つ一つ異なっており、ガジェット細部へのこだわりを感じます。SF的な武器やメカニックのデザインにも注目です。

予告映像を見るとわかる通り、ネット配信だからといって作画に手抜きはありません。むしろTVアニメ以上のクオリティーを打ち出しており、「“世界に向けて”コンテンツを制作している」という気概を感じます。


出典:YouTube©BONES/Project A.I.C.O. 「アニメーションスタジオ・ボンズ×村田和也監督のオリジナルバイオSFアクション!『A.I.C.O. Incarnation』本予告編」より
なんだかんだ言ってきましたが、やはり何より注目したいのが主人公の女子高生・橘アイコ。『A.I.C.O. Incarnation』のタイトルにもその名が入っている、作品の顔とも言える存在です。

「人工生体」の研究中に起きた事故で家族を失い、自身も車椅子で高校を通っている悲運な少女アイコが、はたしてどのような真実にたどり着くのか……。と、気になることはたくさんありますが、完全オリジナルということで、まだ全貌はわかりません。とりあえず今わかっているのは、「アイコが可愛い!」ということぐらいです……。

出典:©BONES/Project A.I.C.O. 『A.I.C.O. Incarnation』公式アカウント(@Project_AICO)Twitterより
海外ユーザーをターゲットに入れた作品の場合、ストーリーやアクションが重視され、日本的なkawaiiを取り入れる優先順位は低い傾向にあります(日常系萌アニメはあまり海外では受けません)。

そんな中、アイコのような可愛いキャラが登場するのは、キャラ推ししたい日本のアニメファンにも嬉しいですね。キャラクターボイスを務めるのは、『干物妹!うまるちゃん』の本場切絵などで知られる、声優の白石晴香さんです。

現在、月刊少年シリウスではコミカライズ版も展開されているので、気になる方はぜひチェックしてみください。

今後のNetflixオリジナルアニメに期待!

Netflixのオリジナルアニメを3作品紹介してきました。いかがだったでしょうか?

ネットアニメはまだ注目度も低く、TVアニメと比べれば広告規模もかなり小さい印象を受けます。実際、アニメ公式Twitterのフォロワー数もあまり多くないのが現状です。

しばらくは『DEVILMAN crybaby』のように、一部の話題作が口コミで広まっていく、というような形が続くかもしれません。

しかし、各制作会社のネットアニメにかける本気度はかなり高いように感じます。ネットアニメの強みである自由で新しい表現を突き詰め、「面白いアニメ」を作り続けることさえできれば、ネットアニメがTVアニメと対等になる日も来るかもしれません。

冒頭でも書いた通り、Netflixは今後もどんどんオリジナルコンテンツを生み出していく予定です。今後の展開に期待したいですね。

「アニオタならNetflixは必須」なんて日も来るかもしれません。テレビであろうとネットであろうと、「とにかく面白いアニメを見たい!」というのがみんなの本音でしょうから、ネットアニメの盛り上がりをきっかけにして、ぜひアニメ業界全体が活気づいて欲しいですね。

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