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台湾の音楽シーンと言えば、シティポップやソフトヒップホップがとても洗練されていることで近年日本からも注目を集めています。
欧米や日本のサウンドの影響を受けた作品も多く、中国語がわからなくても耳馴染みが良く何度でもリピートしたくなるのが台湾音楽!

今回は、台湾の若者の間で一世を風靡し、強い台湾愛を現代のスタイルで表現し続けるトップアーティスト、李英宏 aka DJ didilongのプロフィールを紹介します!


李英宏/リー・インホンプロフィール



名前:李英宏/リー・インホン/Yinghung Lee

芸名:DJ Didilong

生年月日:1986年7月6日

出身:台湾 新北市

デビュー:2009年

所属事務所:KAO!INC.

Instagram:djdidilong

facebook:djdidilong


李英宏は台湾のヒップホップシーンをリードするレーベルKAO!INC.に所属するアーティスト。
特徴は、曲のシグネチャーとなるパートに「台湾語」を多様していること。

現在の台湾では9割以上の人が「中国語(マンダリン)」を主に話すと言われていますが、あえて伝統的な「台湾語」を用いることで台湾を愛する気持ちを表現しています。

台湾語というと、ある程度年齢の重ねた人が話す言葉ということで若者からするとレトロなイメージがあったようですが、李英宏が2016年に台湾語メインのアルバム「台北直直撞」をリリースすると、現代的なヒップホップサウンドに伝統的な台湾語がミックスされた新感覚の音楽ということで若者の間で大ヒット。


【顏社】李英宏 aka DJ Didilong - 台北直直撞 (Official Music Video)


端正な顔立ちと、洗練されたヴィンテージファッションが話題となり一気にスターダムへ駆け上がりました。
一度聞いたら忘れられない「わっでぃでぃろん」という歌詞に多くの人が虜になったんです!
これがきっかけで、彼のDJネームとしてのdidilongが生まれました。


《痴情男子漢》格鬥天王Andy 霸氣登場


2017年には映画「痴情男子漢」に出演し、年齢よりもかなり幼く見える顔立ちにも女性たちが熱狂しましたね。
愛らしい容姿で、おしゃべりをする際は物腰柔らかなのに、歌手としてステージに立った時に醸し出す「ワルい男」の雰囲気のギャップも彼の大きな魅力の一つと言えます。

メディアに露出する機会があまり多くない台湾のアーティストたちですが、李英宏が2017年にレーベルのワールドツアーで日本に来日した際の貴重なインタビュー映像がありましたので是非ご覧になってみてください。


李英宏 aka DJ Didilong Interview in JAPAN


彼が日本からどういった影響を受けたのかということや、台湾語で歌詞を書くことへの思いなどが分かりますね。

李英宏は2017年に台湾のグラミー賞として知られる『金曲賞』で、「ベスト台湾語シンガー賞」「ベスト台湾語アルバム賞」にノミネートされていますが、同じレーベル「KAO!INC.」のLeo王(レオ・ワン)、9m88(ジョウエムバーバー)も受賞・ノミネートされるなど、台湾の音楽シーンでいかにソフトヒップホップが流行しているかが分かります。

「台湾の音楽ってこんなにオシャレだったの!?」ときっと思うはず。R&Bやシティポップが好きな方にも超!オススメしたい李英宏・KAO!INCの音楽、まずは一度聞いてみてください!


【顏社】Leo王 - 嘿 Morrison ft. 李英宏 aka DJ Didilong


台湾ビール、美味しいです。







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