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シングル「All About That Bass」が大ヒットし、現在世界中から注目を集めている歌姫「Meghan Trainor(メーガン・トレイナー)」。そのキュートな外見と、話題になったヒット曲のPVから、「ポチャかわ歌姫」として親しまれ、愛されています。
今回は、Meghan Trainor(メーガン・トレイナー)のDiscographyや経歴を紹介しながら、その魅力をご紹介します。
2014年にデビューするまでのキャリア

2011年に、自己制作で『I’ll Sing With You』『Only 17』という2枚のアルバムをリリースしました。同時に、多くの歌手に歌詞提供、共同作詞制作、レコーディング参加の形で関わります。
2014年に音楽プロデューサー・ケビン・カディッシュと出会い、シングル「All About That Bass」を制作します。そしてこの曲で、EPICレコードとソロアーティスト契約を結び、デビューを果たしました。
名曲満載のアルバム「Title」
「All About That Bass」は、全米シングルチャートで8週連続1位を獲得、世界58ヶ国のiTunesシングルチャートでも首位を獲得する大ヒット曲となりました。この曲のヒットにより、彼女は2014~2015年最注目の新人女性アーティストとして、世界中から注目を集めています。
「All About That Bass」の魅力は、音楽と歌詞の両面です。彼女の音楽は、懐かしい50年代ごろのアメリカンポップスの香りを感じさせるムードが印象的で、かつ近年のR&Bやヒップホップを基調としたポップミュージックの流れをくんでいます。
歌手であったおじとおばの影響もあり、メーガンが幼い頃から培ってきた、多彩な音楽的才能が十分に発揮されている名曲であると言えるでしょう。
世界中の女性の心をつかんだ「All About That Bass」の歌詞
「All About That Bass」はその歌詞の内容も話題となりました。この曲の歌詞は「Because you know I’m about that bass no treble.(ねえ、知っているでしょう? 私はベースなの、トレブルじゃないわ)」という内容です。ベースとは低音、トレブルとは高音のことで、つまり「私は重たくて太っている、やせたモデル体型じゃない」という意味の比喩表現です。メーガンはこの曲で「私は太っている、でもそのままで自信たっぷりに生きているわ! 太っていてもやせていても女の子はみんなそのままの姿で可愛い、パーフェクトなのよ!」と歌ってくれます。これが世界中の女性の共感を呼び、大ヒットにつながりました。
曲調もポップかつハッピーで、PVも「ポチャかわ」系の女の子や男の子が踊る楽しい作品です。この曲のイメージからメーガンは「ポチャかわ歌姫」として、愛されています。

<出典:www.designntrend.com>
もともとソングライターだった彼女は当初、「All About That Bass」を他のアーティストに提供するつもりだったようです。しかし今のシンガーはモデル体型の方が多く、イメージが合うシンガーが見つからなかったことも、ご自身でこの曲を歌われるきっかけの1つだったそうです。とはいえ、メーガン自身もそこまで太っているわけでもなく、顔立ちも美しい、まさに「ポチャかわ」という言葉がイメージに良く合う、キュートなアーティストです。
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"名曲満載のアルバム「Title」"
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