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『エドウィンドルードの謎』は、1985年にブロードウェイにて初演。翌年の1986年のトニー賞で合計5部門を受賞した人気ミュージカルです。2013年に再演された際もリバイバル作品賞にノミネートされるなど、現在も高評価を得ています。
そんな『エドウィン・ドルードの謎』が山口祐一郎・壮一帆などの豪華キャストで日本上陸!
そもそも何故結末が288通りも存在するのかなど、作品のみどころやあらすじなどを詳しく紹介します。
コメディミュージカルの傑作に山口祐一郎が挑む!

まず、公演概要から。本公演は2016年4月4日~4月25日にシアタークリエで東京公演。
4月28日~5月1日まではサンケイホールブリーゼにて大阪公演、5月4日~5月7日までは中日劇場にて名古屋公演、5月14日~5月15日まで福岡市民会館にて福岡公演と全国を回ります。
なお、東京公演の開始前に2016年3月27日~29日までシアター1010でプレビュー公演が行われます。
チケットは、S席が11,500円、A席が9000円です。その他にも公演場所によってU-25専用チケットが用意されるなど、チケットの値段は多少変動するようです。
ミステリーなのにコメディ!?あなたを笑いの渦へ巻き込みます!

「エドウィン・ドルードの謎」とは、19世紀に活躍した小説家チャールズ・ディケンズの小説。チャールズ・ディケンズは代表作に「オリバー・ツイスト」や「クリスマス・キャロル」などがあり、UKポンド紙幣に肖像画が印刷されるほど、今もなお支持され続けている小説家です。
このミュージカルの登場人物は全員ロワイヤル音楽堂という劇団の俳優。よって、タイトルにもなっている「エドウィン・ドルードの謎」は劇中劇として演じられます。
気になるあらすじはこちら。
主人公である青年エドウィン・ドルードは、婚約者であるローザと結婚したらエジプトで起業しようと考えていました。
しかし、エドウィンの叔父でありながらローザを秘かに愛するジャスパー、同じくローザに恋する青年ネヴィル、ローザとの間になにかただならぬ事情を持つ女主人パファーなどが彼らに関わることによって物語はあらぬ方向へ。
ネヴィルとエドウィンが口論になったクリスマスパーティーの翌日、エドウィンがなんと行方不明に!果たして、エドウィンは殺されたのか?そもそも本当に死んでしまったのか?殺されたとしたら犯人は誰なのか?
様々な謎を残したまま物語は進んでいきます。
この物語、あらすじだけを聞くとシリアスのようにも見えますが、実はこのミュージカルはコメディなんです!
原作を元にして制作されたドラマなどはかなりのシリアスミステリーのようですが、あくまでもこのミュージカルでは「エドウィン・ドルードの謎」は劇中劇。ミュージカル版では、このシリアス展開の中にどのように笑いの要素を盛り込んでいくのか?
かなり気になりますよね!
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"ロワイヤル音楽堂の俳優を華麗に演じるはこのキャスト!"
"ロワイヤル音楽堂の俳優を華麗に演じるはこのキャスト!"
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