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紫峰七海さんは、宝塚歌劇団花組の副組長を務める男役です。男役として活躍するたけでなく、副組長として由緒ある花組の伝統を守り、花組をまとめていく組長の補佐も務めてきました。
2015年『新源氏物語/Melodia』の舞台を最後に、退団することが発表された紫峰七海さん。現役タカラジェンヌとしてはおそらく最後となる、プロフィールのご紹介です。
ついに退団発表、紫峰七海さんのプロフィール
埼玉県出身の紫峰七海さんは、1998年に宝塚音楽学校に入学、2000年に宝塚歌劇団に入団した86期生です。初舞台は、花組公演『源氏物語あさきゆめみし/ザ・ビューティーズ!』でした。その後花組に配属され、数々の舞台に出演。2014年には花組の副組長に就任、花組をまとめる組長のサポート役となって宝塚歌劇団にとっても重要な存在となりました。
2015年『新源氏物語/Melodia』の東京公演をもって、宝塚歌劇団を退団することが発表されています。

演技巧者として輝きを放ってきた紫峰七海さんの舞台履歴
花組といえばダンス、ダンスといえば花組。入団して花組に配属された紫峰七海さんは、『エリザベート』、『二都物語』、『マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー』といった舞台に出演した後、『ファントム』では2番手格のジェラルド・キャリエール役に抜擢されています。

また花組がチャレンジしてきた洋物や日本物など数々の舞台に出演して見事にそれぞれの役柄を演じ分けて、時には悪役で登場することもありましたね。まさに七変化、役者として紫峰七海さんの魅力が存分に発揮された花組一筋の人生でした。
スカイレポーターズとしても活躍、ずっと花組一筋紫峰七海さんは2009年に同期の花野じゅりあさんと共に、「TAKARAZUKA SKY STARGE」の第3・4期スカイレポーターズに選出されたこともあります。
スカイレポーターズは各組から期待の新人が選ばれるので、その当時から期待値の高さが証明されていますね。
こうして振り返ると、タカラジェンヌとしての紫峰七海さんはとても中身のある時間を過ごしてきたのではないかと感じます。ずっと一筋だった花組でタカラジェンヌの幕を閉じる紫峰七海さんをしっかりと見届けたいと思います!
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