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相撲

日本の国技として国内外に知られている「相撲」。古代から今に続く伝統的な格闘技の一種ですが、ただ単に勝敗を決めるだけのスポーツではありません。

古くから受け継がれている相撲そのものの文化や作法を尊重しており、勝敗以外にも重要なことがたくさんあると言われています。そのような相撲の文化を守り続けるためには、戦う力士だけでなく、観戦者もマナーを守ることが大切です。

今回は、相撲観戦初心者のために、大相撲観戦の流れやマナーについてご紹介します。

チケットはどこで買えばいいの?

大相撲のチケットには前売り券と当日券の2種類があり、電話やネットで購入可能です。チケット大相撲、相撲案内所、国技館切符売り場、チケットぴあ、イープラス、ローチケで購入できます。この内、国技館切符売り場だけは電話やネットでの予約ができず、窓口販売のみとなるため注意しましょう。

当日券は、大相撲が開催される各会場で購入できます。ただし、例えば千秋楽など人気が高い日程の場合は当日券が早期に売り切れてしまう可能性があります。

観戦時のマナーは?


大相撲の席は、主に「溜席(たまりせき)」「枡席(ますせき)」「2階席」の3つに分けられています。

溜席は砂かぶり席とも呼ばれており、土俵から大変近い場所に席が用意されています。基本的には関係者専用の席とされていますが、一般購入枠もあります。ただし、土俵から力士が倒れ込んでくる可能性があるため、6歳未満の子どもや身体が不自由な方は利用することができません。

枡席はA~C席に分けられており、土俵から近い順にA・B・C席が配置されています。A席には1人席・2人席・4人席があり、B・C席には4人席があります。また、日本相撲協会のホームページでは紹介されていませんが、枡席にはファミリー席も用意されています。

子どもまたは60歳以上の方が1名以上いる場合に購入できるチケットで、5人用と6人用の2種類から選択可能です。

2階席も枡席と同じようにA〜C席、そして自由席に分けられています。枡席と同じく土俵から近い順にA・B・C席が配置されています。自由席はC席の後ろにあたります。また、2階席にも4人用A席、4人用B席の2種類のファミリー席が用意されています。ファミリー枡席とは利用できる人数が異なるため注意しましょう。

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いつ頃から会場に向かうべきか

大相撲では、午前9時から序の口や幕下などの若い力士の取組が始まります。全取組が終わるのは、進み具合にもよりますが午後6時前後です。

会場に向かう時間に関しては、特にマナーは定められていません。自分が観戦したい時間帯に会場に向かっても問題はないでしょう。十両や幕内の取組が始まってから訪れる方も多いようです。

関取と呼ばれる力士は番付でいう十両以上となりますが、十両の力士の取組は午後3時頃から始まります。幕内に関しては午後4時前に土俵入りが始まるため、スムーズに観戦を楽しみたいのであればそれまでに会場に着くようにしましょう。

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