25,824 views

漫画そのものの!舞台に深みを加える、キングポー&老ハンナ・ポー

今回の「ポーの一族」では、花組の皆さんの漫画からのビジュアル再現度がものすごい!と話題になっていましたが、そのキング級はやはりベテランの方々。

まずは、専科の一樹千尋さん演じる「キング・ポー」。

一樹千尋 キング・ポー ポーの一族出典:©宝塚歌劇団 公式HP 花組公演『ポーの一族』より原作でもあまり多くは登場しませんが、何百年も眠っていて蘇るという設定は専科のベテランが演じるにはぴったりの役どころ。

現れた途端誰もが静まり返るという貫禄、神々しさはキング・ポーそのもので、厚みのある歌声で原作以上に重厚感のある存在を示していました。

そして、エドガーを森で拾う設定の、老ハンナ・ポーの役は高翔みず希さん。
高翔みず希 老ハンナ・ポー ポーの一族出典:©宝塚歌劇団 公式HP 花組公演『ポーの一族』よりはんなりとした風情でこれまでもよく女役を演じてこられている、男役の高翔さんですが、今回の老婆役はしっくりとハマり非常に説得力のある演技をされていました。

ビジュアル的にも、漫画の老ハンナそのもの! エドガーへの愛と、一族の未来を守ろうとする信念が強く、存在を消されてしまうまで、素晴らしい演技で見せてくれました、

この人を置いて終われない、素晴らしい二次元再現力、エドガーの明日海りお

今回の演目の大成功、この方の再現力なくしては語ることができません。

明日海りおさんのエドガー・ポーツネル。

明日海りお エドガー ポーの一族出典:©宝塚歌劇団 公式HP 花組公演『ポーの一族』より明日海りお エドガー ポーの一族出典:©宝塚歌劇団 公式HP 花組公演『ポーの一族』より思春期に差し掛かる少年時代にバンパネラとなってしまい、悲しみの世界を永遠と生き続けるエドガー。

明日海りお エドガー ポーの一族出典:©宝塚歌劇団 公式HP 花組公演『ポーの一族』より青い瞳のビジュアルもさることながら、老成した人物でありながら若々しい感性で、悲しみを謳い続ける人物は明日海さんそのもの。ビジュアルの美しさは、漫画そのもので、佇まいやセリフの言い回しも、「本当のエドガー!」と感じさせてくれるものでした。

この役は明日海さんだから演じられたもの。大切にして、千秋楽まで楽しみながら演じてほしいものです。

漫画再現率も、ストーリーの面白さも素晴らしい「ポーの一族」

明日海りお エドガー ポーの一族出典:©宝塚歌劇団 公式HP 花組公演『ポーの一族』よりいかがでしたか。最近は漫画原作の舞台が宝塚でも増え、原作再現率も取りざたされますが、今回の「ポーの一族」に関しては、「お見事!」の一言。

今回取り上げなかった人物も、物語に上手に取り込まれ、漫画そのものの衝撃を与えてくれています。

漫画を思いながらの観劇もきっと楽しいはずなので、参考にしてくださいね!

そして花組の皆さんは全員が役を楽しみながら、千秋楽まで駆け抜けてほしいものですね!

著者:すみれ文案

1 2 3

3 / 3

この記事をみんなにシェアする

宝塚歌劇団の最新記事

特集記事

気になるエンタメ情報を調べる!

トレタメライター募集中!