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2017年12月9日に待望の最終章の公開がスタートしたばかりの『ガールズ&パンツァー』通称"ガルパン"。

最終章 第1話は、わずか59館での放映・1200円の鑑賞料にも関わらず、2日間での動員は11万8798人、興行収入は1億4598万を突破し、上映劇場の追加が決定しています。

『ガールズ&パンツァー』のパンツァーとはドイツ語で「戦車(panzer)」を意味していて、まさしくタイトルの通り『女の子×戦車』の物語です。

これに似たいわゆる美少女ミリタリー作品は『艦これ』や『ストライクウィッチーズ』など近年では多く見られるようになり、TVアニメ放送から様々なメディアミックスに加え、劇場版作品の公開などの展開も決して珍しいものではありません。

では、なぜ「ガルパン」はここまで絶賛され、長期に渡って多くの人に愛されているのでしょう?
ガルパン出典:©「ガールズ&パンツァー」公式ツイッター(@garupan)より
未視聴者のイメージとしては、「美少女がたくさんできて、戦車に乗って戦うミリタリーアニメ」という印象を持つ方も多いと思います。

「ミリタリーや戦車に興味がないけど大丈夫?」「よくある美少女アニメとどこが違うの?」と食わず嫌いしてしまっていたり、「よく聞くけど、どこがおもしろいの?」「気になっているけど、今からでは遅い?」という方もまだまだ多くいるはず。


そこで今回は、まだガルパンを観たことがない、まだもう一歩が踏み出せていないという方へ

1.美少女×戦車。ミスマッチな世界観

2.王道を極めたストーリー展開と豊かなキャラクター性

3.さまざまな"オタク"を唸らせた魅せ方

4.キャラクター、戦車をより印象付ける音楽と音響効果

5.作り手の愛とこだわりを感じる作品

そんな5つのポイントで『ガルパン』の魅力をご紹介していきたいと思います。

1 美少女×戦車。ミスマッチな世界観

まずは『ガールズ&パンツァー』の世界を簡単に説明しましょう。

物語の舞台は書道・華道と同じように、戦車に乗って戦い勝敗を競う「戦車道」が"大和撫子のたしなみ"として浸透した日本。
ガルパン 戦車出典:©GIRLS und PANZER TVアニメ『ガールズ&パンツァー』第12話より
1920年代くらいから戦車道は始まっていたとされていて、戦車が街中を走っていても住人が驚いたり怖がったりしないところを見ると、戦車と戦争が切り離されている世界なのでしょう。

主人公・西住みほも「『戦車道』は戦争じゃない」と話していて、「世界的なスポーツのひとつ」という捉え方がわかりやすいかもしれません。

対戦には国際的ルールが設けられていますし、被弾したり故障したりして戦闘不能になると戦車から白旗が上がる仕掛けが施されています。そして戦車の中は"特殊なカーボン"によって守られているため、どんな激しい戦闘でも、せいぜいすり傷などの軽傷や服が汚れる程度。血が大量に出たり、重傷者はもちろん死者も出ません。

青春部活動作品を「戦車」という一見ミスマッチなアイテムに置き換えて描いているのがこの『ガールズ&パンツァー』の世界観。だからこそ公式の語り文句も"ハートフル・タンクストーリー"なのです。


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