ゴルフの神髄!~全英オープンの魅力を余すとこなくご紹介

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全米オープン

ゴルフ界の全英オープンって?

マスターズ、全米オープンなどと並び、世界有数のトーナメントのひとつである「全英オープン」は、プロにとってもファンにとっても「非常に重要な一戦」です。 その創設は1860年までさかのぼります。実に、日本では「安静」の時代、吉田松陰だとか井伊直弼だとか、歴史上のそうそうたる面々が活躍していた「江戸時代」だったわけですから、その伝統の重みを感じさせるトーナメントであるといえます。もちろん、メジャーでは最古の歴史と権威を誇る一戦です。 全英オープンは、例年7月中旬に行われます。

全英オープンの見どころ

その特徴は、「非常に難しいコースで行われる」ということです。使用コースは毎年持ち回りで行われることが慣例となっているため、多少難易度に差が生じるものの、基本的にはリンクスコース(=シーサイドリンクス・・・海岸に面するコース)で開催されるため、他のメジャー大会には見られないくらい「強い海風」に悩まされながらプレーしなければならないという難しさが、この大会にはあります。

そしてまた、それがひとつの名物になっている印象もあります。 特に、原則として5年に一度開催される、「ゴルフの聖地」とも呼ばれるセント・アンドルーズ(セントアンドリュース)で行われる大会は、例年パープレーで回ることさえ難しいとされ、その意味ではまさに「ゴルフの神髄」を極める大会となっているといえるでしょう。

全英オープン

また、このセント・アンドルーズに限らず、全英オープンの舞台となるコースは、「できるだけ人間の手を加えない、自然のままのコース」で行われるため、それがコース攻略の難しさを助長しています。

日本のコースなら、ラフにつかまったとしてもそれほど大きな問題にならないケースが多いですが、全英大会でラフにつあまってしまうと、半分以上は「トラブル」のレベルの厳しい状況を強いられることになります。そして、「自然を残したコース」の割には、バンカーだけは徹底的に手を加え、プレーヤーの背丈ほどもある落差が激しいバンカーも珍しくありません。

おわりに

まだご覧になったことがない、あるいはゴルフに興味がないという人でも、一度目にすると、その魅力に取りつかれることになるのではないかと思います。そして当然、ファンにとっては必見の大会です。