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『鋼の錬金術師』通称・ハガレンは、荒川弘原作の漫画作品でアニメ化、ついには2017年冬にHey! Say! JUMPの山田涼介くん主演での実写映画化も決定している人気作品。
"ダーク・ファンタジー"とジャンル付けされているハガレンですが、物語を深めていたのは登場人物たちの豊かな描写。各々が苦悩する姿、その中で口にした名言の数々に胸を撃たれてきました。
ここでは作品の中でキャラクター達が口にした名言をご紹介します!
「畜生ォ 持って行かれた………!!」

主人公であるエドワードとアルフォンスは、亡くなったお母さんを生き返らせるため錬金術における最大の禁忌である人体練成を行います。
しかし、練成は失敗してエドワードは左脚を、アルフォンスは自らの身体全てを扉の向こう側へ持って行かれてしまいます。
脚と弟を持って行かれたエドーワードが床に這い蹲いながら叫んだこの言葉。その姿は本当に痛々しかったですね。
「不自由と不幸はイコールじゃない!」

鎧姿のアルフォンスは、傷の男スカーから哀れだと言われます。
しかしアルフォンスは不自由なことは沢山あるけど不自由=不幸とは考えていませんでした。
身体が鎧でも、体温を感じられなくても、涙が流せなくても兄が命がけで繋ぎとめてくれた命。
エドワードと一緒にいられるだけで彼にとっては幸せなのかもしれませんね。
「うろたえるな!思考を止めるな!生きることを諦めるな!」

マスタング大佐が戦意喪失したリザ中尉に向けて言った言葉です。
軽そうに見える大佐ですが、「生きる」・「生かす」ことをとても大切にしています。
女ったらしなところは否めませんが彼のそういったところが部下に慕われる理由なのではないでしょうか。
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"エドのプロポーズに返したウィンリィの言葉"
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