花組の再演が見事にハマった『新源氏物語』の最新観劇レポ
『新源氏物語』は紫式部の『源氏物語』を原作とするミュージカルで、宝塚歌劇団の黎明期から再演が繰り返されてきた人気の演目です。
その『新源氏物語』を、今回は花組が再演!宝塚の再演は単なる再演ではなく、前回の舞台をリニューアルし、パワーアップさせることでもおなじみですね。
そんな注目の花組公演『新源氏物語』ではどんな宮廷絵巻が描かれたのか?どうパワーアップしたのか?その詳細を観劇レポしちゃいましょう!
2015版『新源氏物語』の見どころは、やっぱりアノ人
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主人公である光源氏とは、幼少の頃から美貌と才能に注目されて「光る君」とあだ名されたことによる呼び名です。
光源氏は母親の面影を求め、生涯の中で様々な女性と関係を持っていきます。その光源氏の生涯を描いたのが紫式部の『源氏物語』であり、宝塚歌劇団で舞台化されました。
そして『源氏物語』については、伝説の男役スター・春日野八千代さんが光源氏を演じて大変な人気を博したことで知られています。春日野八千代さんのまさに光り輝く君そのものといったショットは資料写真などで見ることができ、その美しさに今でも惚れ惚れとしますよね。
しかし!その美しさは今回の花組公演『新源氏物語』でも我らがトップスター・明日海りおさんの光源氏も負けてはいません。今回の花組公演『新源氏物語』での明日海りおさんの光源氏に萌えた人は多かったはず。
『新源氏物語』の見どころは、何と言ってもトップスターと娘役との絡みが多いところです。数々の女性と光源氏との恋愛が、美しいメロディに乗って絵巻物のように描かれていました。
[next_heading title=華麗な王朝絵巻を、花組が実力通りに再現]
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