かわいいだけじゃない!演技力で開花する華優希さんの花娘力


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華優希さんの印象的な役を振り返る

「宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)」
・代役での和太鼓の場面

花組配属後初めての舞台となった「カリスタの海に抱かれて/宝塚幻想曲」。
のちに台湾公演の演目となったこのレヴューで、けがで休演となった妃月ゆめさんの代役として和太鼓の場面に抜擢されます。

経験の少ない中で、勇壮な雰囲気を盛り上げる凛々しさを見せ、急な変更への対応力を磨き大きな収穫となったことでしょう。「華優希代役伝説」のきっかけは、この公演にあったのかもしれません。

華優希出典:©宝塚歌劇団 花組公演 『新源氏物語』『Melodia -熱く美しき旋律-』 より


「新源氏物語」
・新人公演 あきつ役

華優希さんにとって初めての日本物となった「新源氏物語」新公で、そのビジュアルと声のかわいらしさに注目した方も多かったではないでしょうか。

車争いの場面では、けんかに意気込む表情の豊かさを見せ、魅力の幅広さを予感させてくれました。


「金色の砂漠」
・アムダリヤ(回想)役
・新人公演 ギィ(幼少時代)役
・代役 後宮の女役

花組ファン待望の上田久美子先生の作・演出作で、華優希さんはファンを3度驚かせることとなります。

華優希出典:©宝塚歌劇団 花組公演 『雪華抄(せっかしょう)』『金色(こんじき)の砂漠』 より


まずは、本公演での王妃アムダリヤの過去の回想場面。
ジャハンギール王との葛藤に満ちた愛や、過酷な運命を受け止める王妃の威厳と苦悩を、気品ある声色と切なくも美しい表情で演じきったのです。

この役は、現トップ娘役仙名彩世さんが演じた、ストーリーを左右する大きな役どころです。

それまでの可憐で愛らしい華優希さんのイメージを、良い意味で覆された人も多かったのではないでしょうか。

再び客席が釘付けになったのが、新人公演での少年ギィ役です。
主役の幼少期であり、本役はなんとトップスター明日海りおさん。注目度も高かったこの役で、「男役かと思った!」とファンをうならせる自然な少年役を成功させました。

新公でギィの青年時代を演じた綺城ひか理さんが、「自分とはなちゃんが(役として)似ている」と稽古場で感じたと語っており、役の一貫性も追求する芝居心を感じさせました。

そして、3度目の驚きは、休演した華雅りりかさんの代役に急きょ対応したとき。

華雅さんのカツラを使いこなし、美しさと色気も感じさせるたたずまいで、6期も上級生の代役を堂々と務めあげました。

ジャハンギール王を扇であおぐ場面では、王の権勢に説得力を持たせる華やかさが目を引きました。この代役により、花娘・華優希の名前を多くの人が胸に刻んだことでしょう。

「仮面のロマネスク」
・ジュリー役

全国ツアーで明日海りおさん自身の再演ともなった本作で、華優希さんの花娘力が大きく開花します。

主役ヴァルモンの従者アゾランを演じた水美舞斗さんを相手に、可愛らしさといじらしさ、恋人がさらに男らしく色っぽく見える花娘の真骨頂を存分に発揮します。

アゾランに「私の味方になって!」と上目使いでお願いするセリフのかわいらしさに、ファンは「なんでもしてあげたい!」と心奪われてしまいます。

それは、見つめられる水美さんも同じだったようで、スカイステージでの稽古場リポートでも、デレデレの表情を見せます。その思いが爆発したのが公演最終日!

ジュリーが、ヴァルモンの奔放な女性関係に対し、「お宅のご主人(ヴァルモン)、どういうつもり!?」とアゾランに詰め寄るシーン。

いつもは困った様子のアゾランが、この日は「そんなこと、どうだっていいじゃないか」と突然抱き寄せ、キスしたのです。水美さんの色気と力強さに、ノックアウトされた人もいたのではないでしょうか。


「EXCITER!!2017」
・ファッションショーの場面

「仮面のロマネスク」併演のショーでも、華さんは花組ファンの心を躍らせます。

花組が2度再演してきた人気の演目で、「出世役」に抜擢されたのです。
ファッションショーの場面にて、現宙組トップコンビ朝夏まなとさん、実咲凜音さんが初めて組んだシーンを任されました。

「まぁみり」コンビの思い出の銀橋渡りを、99期生帆純まひろさんと共にフレッシュに再現し、まぶしい花娘の成長を予感させました。



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