6,108 views
真輝いづみさんは93期生。2007年星組公演「シークレット・ハンター」にて初舞台を踏みました。
同期にはすでにOGとなっている雪組元トップ娘役舞羽美海さん、同じ花組の二番手男役スターとして活躍している芹香斗亜さんがいます。星組から花組に組替えとして芹香さんがやってきた時には、同期として支えました。
真輝いづみさんのこれまでの軌跡

花組の男役としてこれまで活躍してきた真輝いづみさんは、2015年大劇場公演「新源氏物語」ショー「Melodia」で退団されてOGとなったばかり。
花組ひとすじで派手さはないですが、要所の芝居を引き締めるジェンヌとして同じ花組生から、そして組ファンからも厚い信頼を集めていました。「オーシャンズ11」のボブ・ディックでは、コメディチックで場を盛り上げ、そしてもっとも記憶に残ったといわれるのが、台湾公演でも演じた「ベルサイユのばら」におけるアラン。
宝塚ファンが長かった真輝いづみさんにとって、忘れられない役として歴史に刻みこまれました。
[amazonjs asin="B0170ZONUU" locale="JP" title="花組宝塚大劇場公演 宝塚グランド・ロマン『新源氏物語』/グランド・レビュー『Melodia―熱く美しき旋律―』 DVD"]
宝塚愛がほほえましい真輝いづみさん
真輝いづみさんの母親、芸名美樹ひろみさんも、やはり同じタカラジェンヌでした。

そのお母様は56期生、同期には女優の麻美れい、東千晃、歌手の小柳ルミ子などそうそうたる顔ぶれです。娘の真輝いづみさんのお茶会などイベントには顔を出し、ファンにあいさつするなど宝塚への愛情は親子そろってなみなみならぬものがあることがよくわかります。
真輝いづみさんの今後
器械体操を幼いころからしていたこともあり、近年レベルアップしている宝塚歌劇のダンスシーンでも前列にいるなど、ダンスでもその名をはせた真輝いづみさん。
リズム感のよさ、芝居の間のよさがあるからこそ可能になったスカイステージでのコントで披露した「男前体操」が忘れられないというひとも多いようです。後悔が全くない今の状態で退団できることができて、一番幸せと語ったその姿にタカラジェンヌの理想の締めくくりをみる思いがします。
退団後の動向も気になるトコロですから、彼女の第2の人生にも注目したいですね。
著者:Seikacat
1 / 1