本公演で可憐な姿を見たい花組娘役・真鳳つぐみさん
漫画や小説を原作とする作品など、幅広いストーリーを舞台化することが多い宝塚歌劇団では、演じるタカラジェンヌと同年代の人物ばかりが舞台の上にいるわけではなく、老若男女さまざまな人物が登場します。
それだけに幅広い役をこなすことができる演技力が要求されますよね。
そんな宝塚の舞台において、真鳳つぐみさんは単なる娘役にとどまらず幼い少年少女なども演じることができる希少なタカラジェンヌで、その演技力にはヅカファンからも高い評価を得ています。
宝塚音楽学校への入学がドキュメンタリー番組になり、早くもテレビ出演を果たしてしまった真鳳つぐみさんのプロフィールを、ここでしっかりおさらいしておきましょう。
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■宝塚音楽学校への入学がドキュメンタリー番組になった
真鳳つぐみさんは2007年に宝塚音楽学校に入学、2009年に入団した95期生です。
宝塚音楽学校は有名難関大学以上の競争率なので、その厳しさが毎年注目されてドキュメンタリー番組が作られることもあります。真鳳つぐみさんは宝塚音楽学校入学時に、同期の星組の逢月あかりさんとともにそうしたドキュメンタリー番組に出演した経歴を持ちます。
出演した2人の両方が見事宝塚音楽学校に入学することができたというのは、番組として良い成功事例を示せたのではないでしょうか。それと同時に、入学すること自体がテレビ番組になったというのは、やはり真鳳つぐみさん自身が「持っている」のではないかという大器の片鱗を感じてしまいます。
宙組公演『Amour それは…』で初舞台を踏み、その後は花組に配属されます。エリート揃いの花組で切磋琢磨しながら、着実にキャリアアップしている真っ最中の真鳳つぐみさんです。
■いよいよ新人公演を卒業、本公演での活躍が始まる
宝塚の舞台にはさまざまな人物が登場するので、当然ながら確かな演技力が必要になります。
真鳳つぐみさんは『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』での王子シャルル役など、子供の役も演じることができるマルチな娘役です。新人、中堅のタカラジェンヌにとって登竜門ともいえる新人公演でも役が付くことが多くなっており、今後の活躍が期待されるタカラジェンヌの一人といえるでしょう。
2015年をもって新人公演を卒業、いよいよこれからは本公演での活躍が楽しみな真鳳つぐみさんなのです。