元花組トップ娘役蘭乃はなさんとエリザベートの不思議な縁
在団時にはトップ娘役として大活躍、そして退団後も女優として活躍している蘭乃はなさん。
宝塚歌劇団のサヨナラ公演で演じた「エリザベート」を、退団後の初舞台でも演じるという、ちょっと不思議な縁のある元タカラジェンヌです。さらに「エリザベート」を史上最年少で演じたということでも注目が集まり、何かと「エリザベート」つながりの蘭乃はなさんなのです。
それでは、蘭乃はなさんの活躍を、宝塚歌劇団入団時から時系列にご紹介しましょう!
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■双子ジェンヌというとても珍しい蘭乃はなさんのプロフィール
蘭乃はなさんは、双子の姉妹であるすみれ乃麗さんと一緒に2004年宝塚音楽学校に入学、2006年宝塚歌劇団に92期生と入団して姉妹で同級生となったという、これまた珍しいケースのタカラジェンヌです。
初舞台は宙組公演「NEVER SAY GOODBYE」で、その後月組に配属されました。
2008年「夢の浮橋/Apasionado!!」の新人公演でヒロインに抜擢されて、その後の2010年宝塚バウホール・日本青年館「HAMLET!!」では順当にヒロインを獲得します。
その後、花組に異動となって2010年にはトップ娘役に就任。「麗しのサブリナ/EXCITER!!」がお披露目公演となりました。「ファントム」「復活/カノン」「オーシャンズ11」「戦国BASARA-真田幸村編-」「ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-」など数々の舞台に出演して、すっかり花組の顔になりましたね。
そして2014年、「エリザベート -愛と死の輪舞-」を最後に宝塚歌劇団を退団しました。
■スカイ・フェアリーズでタレント性も開花
宝塚専門チャンネルのナビゲーターであるスカイ・フェアリーズには、各組でそれぞれ期待されているタカラジェンヌが選ばれます。
蘭乃はなさんも2008年に紫門ゆりやさんと一緒にTAKARAZUKA SKY STAGE第7期スカイ・フェアリーズを務めています。当時からカリスマ性やタレント性を発揮していた蘭乃はなさんに、豊かな才能を感じたヅカファンも多いはず。
■「エリザベート」に終わり、「エリザベート」で始まった女優人生
元タカラジェンヌの中には、退団後も芸能界で活躍する人が多くいますが、蘭乃はなさんも目下舞台で活躍中です。
宝塚歌劇団でサヨナラ公演となった「エリザベート」には不思議な縁があるのか、退団後の初舞台でも同じ作品を演じています。持ち前の華やかさは退団後も健在なので、ヅカファンだけでなく新しく獲得したファンに支えられて、華麗な姿をこれからも見せてくれそうですね!