宙組94期・花咲あいりさんの卒業をファンが悲しむ理由 – トレタメ

宙組94期・花咲あいりさんの卒業をファンが悲しむ理由

2018/09/17

芸術の秋を彩る宙組公演「白鷺の城 / 異人たちのルネサンス」。
宙組久しぶりの日本物ショーと、新生宙組初のオリジナル作品ということで演目発表時から注目を集めていましたが、集合日に発表された退団者の一覧を見て、涙を浮かべたファンも多いのではないでしょうか。

今作で退団するのは、次の5名。

風馬 翔(ふうまかける)さん(94期生)
花咲あいり(はなさきあいり)さん(94期生)
朝日奈 蒼(あさひなあおい)さん(97期)
舞華みりあ(まいはなみりあ)さん(100期生)
鷺世 燿(さぎせよう)さん(101期生)※集合日付

将来を担うであろう若手の退団も悲しいものの、宙組の脇を固める”職人”でもある94期の2人の卒業発表に、ファンは悲しみに包まれました。

今回は、退団が惜しまれる花咲あいりさんについて、これまでの活躍や、退団公演で見逃せないポイントなどについてご紹介します。

可憐な娘役姿が人気!花咲あいりの活躍を振り返る

花咲あいり出典:©宝塚歌劇団 Official Website 宙組 花咲あいり より
花咲あいりさんは、2008年に初舞台を踏んだ94期生。

ヒロイン経験などはありませんが、新人公演でも上級生の重要な役を務め、脇を固める存在として宙組には無くてはならない娘役です。

特に、小柄ながらにダイナミックで、しなやかさのあるダンスが魅力的!「A Motion」や「ハッスルメイツ」など、ショーが主体となる公演メンバーに選抜されていることからも、舞台上での重要性がおわかりいただけると思います。

中でも、今年公演された「ハッスルメイツ」(和希そらさん主演のバウ公演)で見せた、可憐さやダイナミックさは大いに話題を呼びました。劇中で披露された寸劇での、ジャンヌ・ダルク役が非常にキュートだったのです。

かっこよいダンスも、クラシカルなダンスも、花咲あいりさんの魅力全開で、確実にファンを増やしたはず。だからこそ、その次となる「白鷺の城 / 異人たちのルネサンス」での発表が残念でなりません。

👉 ダイナミックなダンスは、宙組の宝でした