KPOPファンにとって重要なCDランキングの集計に大きくかかわる「ハントチャート」と「ガオンチャート」の2つのチャート。
「ハントチャート」はCDショップで実際にお客さんが購入した数、「ガオンチャート」はCDショップが入荷した数を集計したものです。(詳しくは「KPOPの売り上げランキングを解説!ハント・ガオンチャートって何?」)
音楽番組独自のランキングや、「初動売上枚数」に関わりが大きいのは「ハントチャート」なのですが、実は「加盟店」と呼ばれる特定のCDショップの売上のみ反映される仕組みになっています。
せっかくCDを買うなら、ランキングに貢献したいですよね!そこで今回は、日本で利用することのできるハントチャート加盟店を紹介します。アイドルの応援をしたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
(2020年6月時点での情報です。購入前に必ずご自身でご確認をお願いいたします。)
加盟店と反映店の違い
ハントチャートは「加盟店」や「反映店」と表記されることがあります。この2つは似ているようで大きな違いがあるので覚えておきましょう。
ハントチャート加盟店
ハントチャートに正式に加盟している店舗(通販含む)。加盟店番号が割り振られていて、「ハントファミリー」「協力店」とも言われます。
加盟店は「加盟店番号」の入ったロゴを販促に使用でき、ハントチャート公式サイトの「加盟店一覧」でも確認できます。
ハントチャート反映店
「ハントチャート加盟店」からCDを入荷している小売店。例えば、日本の通販サイト「A」が韓国の大手CDショップ「シンナラ(加盟店)」からCDを入荷したとします。
「A」はハントチャート加盟店ではありませんが、入荷元が加盟店なので、結果的に「A」で販売されているCDはハントチャートに反映されているということで「反映店」と言っています。
注意したいポイント
「加盟店」は公式サイトでも確認できるので、安心して購入ができます。しかし「反映店」は「本当に加盟店で買っているのか分からない」というのが実際のところです。
販売促進のために「ハントチャートに反映されますよ!」と嘘をついているのかどうなのか、消費者が毎回確かめることは難しいですよね。
安心・確実性を求めるのであれば「加盟店」で購入することをおススメします。
日本で利用できるHANTEOチャート加盟店
それでは日本から利用できる主要ハントチャート加盟店を紹介します。
タワーレコード
おなじみのCDショップですね。店舗・オンライン双方の購入がチャートに反映されます。店舗で購入する場合は「レジを通した瞬間」にリアルタイム反映されるとのことです。
通販の場合はチャート反映に時差があるので、初動に反映させるなら店舗での購入が確実!
COOLTRACK
韓国に本社があるCOOL TRACKですが、日本でも自社通販や楽天市場に出店しています。CDの他にも韓国限定公式グッズやシーグリなども多数取り扱っています。
韓国商品館
超有名な韓国系通販サイト。楽天やQoo10に出店していて、プレゼント企画も多いので利用したことのある人も多いと思います。CDの他にも食品や化粧品といった韓国雑貨を購入できます。
Gmarket
韓国の超大手ECモール。日本でも楽天市場に出店しています。
Music Korea
現地直送、日本人スタッフさんが対応してくれる通販です。会員登録すると更にお得な価格で購入できます。
MEGA K SHOP
現地直送の加盟店。Qoo10に出店しています。
おすすめのハントチャート反映店
加盟店と比べると安心感は劣りますが、反映店でも「加盟店の特典付き」CDを販売してる店舗は安心して良いでしょう。
アイドルがCDをリリースすると、韓国の大手CDショップが公式特典をつけて販売することがあります。日本でも「タワレコ特典・HMV特典」のように店舗別に特典が用意されることがありますよね。
韓国の大手CDショップはほとんどがハントチャート加盟店なので、特典付きを選んで買えばハントチャートに反映されることになります。
また、店舗別特典は数量限定なので予約段階で無くなることもしばしば。特典付きを輸入しているということは、早めの段階で輸入したことにもなるので反映されるまでに長時間かかるということもありません。
韓国限定の店舗別特典付きを販売している有名店としては「BUSAN DEPART」があります。
「シンナラ、インターパーク、アラジン、Yes24」など加盟店の特典を選択できることがあるので、コレクターとしても利用したい通販です。
ランキングに確実に反映させるために
ハントチャートは、CDショップが「レジを通したとき」にPOSシステムを使ってリアルタイムに売上枚数を集計しています。通販の場合は店舗により「入金が確認できた次点」「発送完了時点」など店舗によって反映されるタイミングが違います。
最近は「初動売り上げ枚数(販売から1週間の売り上げ枚数)」というのもひとつのステータスになっていますが、確実に初動に載せたいのであれば
といった点を状況に応じて気をつけましょう。
共同購入について
KPOPファンの間でよく聞く「CDの共同購入」とは、ファンを複数人集めて代表者が特定のCDショップから人数分まとめて購入することをいいます。
CDショップからは「まとめ買い」ということで割引きをしてもらえる場合もあるので、人数が集まれば集まるほどお得になることも。
ファンが共同購入をするもう一つの理由としては、「チャート加盟店」でまとめて購入することでファンの応援をしっかりとチャートに反映させるためでもあります。
韓国以外の国にはチャート加盟店が無い場合もあるので、海外のファンダムではカムバ時期になると共同購入のリンクをシェアしたりする様子が多く見られます。
共同購入の案内は主にSNS上で見られますが、注意点として以下の部分をしっかりと確認しましょう。
購入の際にレシートと現物の写真を送ってくれるなど、不安要素をなるべく無くす対応をしている方をオススメします。
ただ、確実にトラブルが無いということはありませんので、インターネット上では自己責任で十分注意しながらやり取りをしましょう。
音盤売上に貢献しよう!
CDの売上は「音盤売上」とも言われ、音楽番組独自のランキングにも加味されています。大きな割合をしめるのはストリーミングサービスの「音源売上」となることが多いのですが、これは韓国国内のみのカウントがほとんどなので海外ファンが貢献できない部分でもあるんです。
(詳しくは:ハント・ガオンチャートって何?KPOPのランキングを解説!)
日本にいながら確実に貢献できる部分は「音盤売上」なので、「推しを応援したい!」と言う方はぜひハントチャート加盟店をチェックしてみてくださいね!
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