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遥斗勇帆の新人公演での活躍を振り返る

最後に、遥斗勇帆さんの新人公演での活躍を振り返ってみましょう。

特に印象的な2役について取り上げたいと思います。

■「こうもり」オルロフスキー公爵役
オペレッタのミュージカル化と言う、歌唱力がキモになる演目で好評だったオルロフスキー役。

こうもり出典:©宝塚歌劇団 星組公演 『こうもり』『THE ENTERTAINER!』 より


本役は、専科の星条海斗さん。
独得の存在感で場を締め、笑いを誘う難役でしたが、遥斗勇帆さんはこの役を実に見事に演じていました。

星条海斗さんがクセのある役作りをされていたのですが、遥斗勇帆さんはそれを踏襲するのではなく、自分ならではの役に仕上げていたのが印象的でした。

そのクオリティの高さは、新人公演学年と言えども、専科の貫禄と言うにふさわしいと思います。

■「桜華に舞え」犬養毅役
「桜華に舞え」では、物語のストーリーテラー的存在でもある犬養毅役に挑戦(本役:麻央侑希さん)。

台詞回しも明瞭で、単に説明役にとどまるのではなく、お芝居の中で話を勧めていくところに、”芝居の人”としての力量の高さを感じました。

そして、今回挑戦するスカピンのショーブラン役!
歴代のキャストと比較しても遜色ないほどの完成度と言えるでしょう。

ショーブラン役をきっかけに、新人公演でも、本公演でも、さらに活躍の馬が増えることを期待したいですね。

ショーブラン役で飛躍!さらなる成長に期待

遥斗勇帆さんの実力を考えると、「スカーレット・ピンパーネル」でのショーブラン約への抜擢は順当なものだと思います。

ただでさえ、本役は歌ウマジェンヌ・礼真琴さん。
難曲揃いのショーブランですが、低音の響きが美しく、歴代屈指の名演を見せています。

その役に挑む遥斗勇帆さんも、実力は十分!本役を踏襲するだけでなく、”自分らしい”ショーブランを見事に描き出し、大きな存在感を示してくれます。


これまで、遥斗勇帆さんについてはノーマークだった方も、ショーブラン役を通じて注目するに違いありません!今

後は、新人公演の中心メンバーとして、さらに役柄の幅も広がることでしょう。

本公演での活躍にも注目したいところですね。特に、ショーでは歌手として重用されるのではないか?と今からワクワクしてしまいます。

星組期待の実力派・遥斗勇帆さん。
ぜひ名前を覚えて、星組観劇の際は注目してみてください!

著者:海野りんご

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