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●マジカルミライ 2014

2014年のマジカルミライは8月30日のインテックス大阪で行われた大阪公演と9月20日に東京体育館で行われた東京公演の2日程での開催。
出典:©Crypton Future Media, INC.©SEGA 【初音ミク】「マジカルミライ 2014」大阪会場!コンサートを一部公開【HATSUNE MIKU】より
昨年から新曲・新衣装を追加。その他で映像面での目新しい演出はなく全体的なブラッシュアップとなりましたが、その分レーザーライトなど照明を駆使した派手な演出が印象的です。

今回は両端にバンドセットを置き、より一体感の溢れるステージになりました。

●マジカルミライ 2015

2015年のマジカルミライは9月4日-5日に開催。会場は東京・日本武道館でした。

舞台上はこれまでと同じくステージ頭上の大型モニターとステージから一段上がってディラッドスクリーンが設置されているセットでしたが、昨年に比べプロジェクターの数を更に増やして、変則的な並びに、そして背面真後ろではなくステージ足元からの投影に変更されました。
出典:©Crypton Future Media, INC. 【初音ミク】初音ミク「マジカルミライ 2015」日本武道館ライブ映像 ― Hand in Hand / livetune【HATSUNE MIKU】より
スクリーン自体が客席から1メートルほど上にあるので、プロジェクターからの光の線は限りなく見えなくなり、映像感を極限まで薄めたリアリティー溢れる映像に。

スモークを炊いたステージはもう映像とは思えないほどの仕上がりで、ステージの上に確かに彼女たちがいるとゾクゾクした方も多かったのではないでしょうか。

楽曲はこれまでのマジカルミライから新曲を多く追加!ディラッドスクリーンの背景の映像も曲に合わせて変わり、同じ曲でも違った演出で楽しめるようになっていました。

●マジカルミライ 2016

2016年は9月10日-11日に千葉・幕張メッセで開催されました。

ステージ上のセットがより豪華に大掛かりなものになり、レーザーライトを駆使した派手な照明演出が会場全体を盛り上げます。
出典:©Crypton Future Media, INC. 【初音ミク】初音ミク「マジカルミライ 2016」ライブ映像 - 39みゅーじっく!【Hatsune Miku "Magical Mirai 2016"】より
そうした会場の照明に当てられても透けることなく、どの位置から観ても同じように見えるほど輝度の高いホログラフィー。ミクのモデルも新しくなっていて、恐らくライブ用にブラッシュアップがされていると思われます。

ディラッドスクリーンにミクを映しながら、背景にも映像効果をつけていたりとこれまで以上に目でも楽しめる演出が加わっていました。

また、これまで初音ミク以外のボーカロイドは持ち曲1曲、衣装チェンジもほぼなしだったのですが、今回は巡音ルカやKAITOなど他ボーカロイド達の衣装チェンジやこれまで披露されてこなかった楽曲も多くセットリストに組み込まれていました。

さらに本編最後の曲はBUMP OF CHICKENとのコラボで話題になった「ray」を初披露。そうした楽曲のサプライズもファンの心を離さないこのライブの魅力のひとつだと思います。
出典:©Crypton Future Media, INC. 【初音ミク】39ch 特別編 BUMP OF CHICKEN feat. HATSUNE MIKU 「ray」より

●マジカルミライ 2017

2017年は9月1日-3日までの3日間、昨年と同じ千葉・幕張メッセで開催。
出典:©Crypton Future Media, INC. 【初音ミク】初音ミク「マジカルミライ 2017」ライブ映像【Hatsune Miku "Magical Mirai 2017"】より
10周年アニバーサリーに加え、マジカルミライ5周年、さらには初音ミクの誕生日の翌日から開催ということで、まさに歴代最高の盛り上がりを見せていた昨年は、企画展ステージで、新モデル「17model」がお披露目されていたのですが、本ステージの方では、既存曲(以前のマジカルミライ、もしくはそれ以前のライブで披露した曲)でステージに立つモデルをあえてブラッシュアップせずに当時のままのものを使用していました。

毎年、モーションやモデル自体に様々なブラッシュアップがされているので、そうした新しいものと比べてしまうと少し白っぽく見えてしまったりするのですが、それをあまり感じさせずにステージに立たせることができたのは、映像技術だけではなく、スクリーンや投影するプロジェクター自体の進化があってこそだったと思います。

映像だと少し分かりづらいかもしれませんが2016年と2017年のステージを見比べてみると、スクリーン全体がすこし明るくなっていてミクの発色もよくなっていることがぎりぎり伝わるかなと思います。

なんだかその時、その曲ごとの彼女たちが一つのステージに集結しているようで、それぞれの個性や性格を感じられて、10周年のお祝いにみんなで集まっておめでとうって言い合っているような、微笑ましい気持ちになってしまいました。

●マジカルミライ 2018

そして今年のマジカルミライ2018は、初の東京・大阪での2都市開催。およそ4万人が来場しました。
出典:©Crypton Future Media, INC. 【初音ミク】「マジカルミライ 2018」ライブ映像 - グリーンライツ・セレナーデ / Omoi feat. 初音ミク【Hatsune Miku "Magical Mirai 2018"】より
今回も、昨年とおなじように過去の楽曲では、歴代のライブに登場したモデル達がステージに立っていたのですが、大阪公演で披露された「Tell Your Would」では、2013年ミクパ関西公演当時のモデルを使用していて、なんだか「凱旋公演」のようにも感じることができましたね。

また、昨年よりミクたちの色がパキっとした色に感じていた方も少なくないと思うのですが、彼女達が明るくなったと言うよりもプロジェクターの光自体がかなり明るくなっていて、それもあってかスクリーンが明るく照らされても彼女たちが映像感なくその場に立っているような奥行きのあるものに見せることが可能になったのです。

これによって「光が強くなったので透ける心配はもうほぼない」→「よりきれいに色を表現(発色)できるスクリーンを使う」といった感じに方向転換したのかなと思います。あくまで3D的な映像であることに変わりはないのですが、歴代公演のなかでも一番「その場に立っているかのようなステージ」だったと思います。


ディラッドスクリーンを利用した投影はもはや初音ミクのライブでは定番となりましたが『視野角が狭い』『会場の照明の明るさによっては遠くから見た時に透けてしまう』『色味が薄く見えてしまう』といった弱点がありながらも、最近のコンサートでは投影するホログラフィーの輝度が高くなったことやプロジェクターを複数台使いさまざまな角度から投影する・・・などなど工夫が施され、そうした問題を一歩一歩クリアしていることにワクワクさせられますね。

余談になりますが、2018年2月に行われた「SNOW MIKU2018」では、音楽にあわせてリアルタイムで3DCGキャラクターを歌い踊らせることができるという「R3(リアルタイム3DCGコントロールシステム)」を使用したライブ演出の実証実験が行われていて、口元の動きなんかもかなり自然に見えましたし、会場とのコールアンドレスポンスの生っぽさにはいい意味でゾクッとさせられました。単純な映像の投影技術だけではなく、表情や仕草、衣装・・・と小さい変化かもしれませんが、多くの可能性に手を伸ばしながらライブ技術が着実に未来へと歩んでいること改めて感じることができました。

何度も披露している曲も、新しく披露した曲も、その年のマジカルミライのためだけに新しいモーションを加えているので、「その年、その日限りのライブステージ」が見られるのも楽しみのひとつですね。


さて、ここからはこれまで行われた過去6回のマジカルミライのセットリストを振り返っていきましょう。


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