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第10作目『仮面ライダーディケイド』

仮面ライダーディケイド出典:©amazon Amazonビデオ「仮面ライダーディケイド」より
『仮面ライダーディケイド』は、2009年1月から2009年8月まで全31話が放送された「平成仮面ライダー第1期」の10作品目のシリーズ。平成仮面ライダーシリーズ10周年記念・平成仮面ライダーシリーズ10作品記念作品として制作されました。

「10年に1度のお祭り」をコンセプトに、平成仮面ライダーシリーズ歴代9作品の仮面ライダーが登場するクロスオーバー作品になっていて、番組後半では、侍戦隊シンケンジャーや昭和仮面ライダーも登場しています。

元々、平成仮面ライダーシリーズ第1期の9作品は、すべて世界観が異なるいわゆる「パラレルワールド」になっているので、歴代仮面ライダーたちを同時に出すことは難かったのですが、ディケイドでは「主人公が9つのパラレルワールドが並行世界になってしまう運命を変えるために描く世界を旅する」というロードムービーとして描かれこの問題を解消。

また、ゲストとして歴代作品のオリジナル・キャストを呼ぶこともありましたが、各世界はパラレルワールドと言えど『リ・イマジネーション(再創造)』としてオリジナル版とは設定が変更されたシミュラークル版という設定でした。すなわち、ディケイドで描かれる歴代平成仮面ライダーは東映自身による二次創作物。オリジナルの小ネタや没になってしまった設定も使われているので、第1期を楽しんだファンは、また違った楽しみ方ができますよね。

ちなみに31話構成となっているのは、スーパー戦隊シリーズとストーリーと関連商品のピーク時期が重なっていることを懸念し、番組開始時期をずらすため。同作品より終了時期が8月最終週に移行しています。

『仮面ライダーディケイド』 公式あらすじ

「ディケイド、今日がその日です。世界は終わります」
その日、世界は終わりを告げた——だが、それは誰も想像し得なかった形で。
ファンガイアが、オルフェノクが、魔化魍が——すべての怪物たちが現れる。べつべつの世界どうしの浸食がはじまったのだ。世界と世界をへだてる境界が崩れ、因果律は意味を失った。
カメラマン、門矢士。ふらりと街に現れ、ダメ写真ばかりを撮る謎の男。
彼が伝説のベルトを受け取ったとき、大いなる力が目覚める。
すべてのライダーの力を持ち、すべてを破壊する「ディケイド」。それは、世界を救う力なのか? それとも……。

『仮面ライダーディケイド』 キャスト

門矢士(仮面ライダーディケイド):井上正大
光夏海:森カンナ
小野寺ユウスケ(仮面ライダークウガ):村井良大
海東大樹(仮面ライダーディエンド):戸谷公人
鳴滝:奥田達士
キバーラ:沢城みゆき (3 - 31)
ディケイドライバー・ディエンドライバー:マーク・大喜多
ナレーション:鈴木英一郎

《スーツアクター》
※ゲスト回では複数担当しているため、ディケイドオリジナルのライダーのみ紹介

仮面ライダーディケイド:高岩成二
仮面ライダーディエンド:永徳
仮面ライダークウガ:富永研司・伊藤教人

『仮面ライダーディケイド』 主題歌

OP「Journey through the Decade」作詞:藤林聖子 / 作曲:Ryo / 編曲:中川幸太郎・Ryo


『仮面ライダーディケイド』 関連作品の観る順番

①TV本編1話~15話

②劇場版「超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦」
14話と15話の「電王の世界」が同作品の前日譚にあたる内容になっています。

③TV本編16話~23話
(④侍戦隊シンケンジャー第二十幕※クロスオーバー)

⑤TV本編24話
(⑥侍戦隊シンケンジャー第二十一幕※クロスオーバー)

⑦TV本編25話~29話

⑧劇場版「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」
クロスオーバー作品ですが、公式ムック本『仮面ライダーディケイド RIDE THE DECADE』で「TV本編の29話~30話の間に起こった出来事と推測される」と記載されています。

⑨TV本編30話~31話

⑩劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010」

《番外編》

劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー」EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ
海東大樹(仮面ライダーディエンド)をメインにしたクロスオーバー作品です。

小説「仮面ライダーディケイド 門矢士の世界〜レンズの中の箱庭〜」
TV本編をベースにした鐘弘亜樹氏によるリメイク作品です。本編のシナリオを担当された井上敏樹氏が監修しています。

第11作目『仮面ライダーW』

仮面ライダーW出典:©amazon Amazonビデオ「仮面ライダーW」より
『仮面ライダーW』は、2009年9月から2010年8月まで全49話が放送された「平成仮面ライダー第2期」にあたる11作品目のシリーズです。

“次の10年”に向けた、新たなるシリーズの第1作というコンセプトのもと、中核スタッフが刷新され、仮面ライダー史上初となる「2人で1人の仮面ライダー」という斬新な設定に挑戦。探偵モノとして視聴者のイメージをより明確にするためか、名作ドラマ「探偵物語」のオマージュも多く取り入れられました。

また、変身後のスーツデザインが、かなり奇抜なカラーリングになっていますが、マフラーやメタリックすぎないシンプルなデザインは、往年の昭和ライダーに近いものを感じます。主人公以外は2号ライダー(仮面ライダーアクセル)のみで複数ライダーが登場することはなく、Wは左右の組み合わせをそれぞれ入れ替えていく斬新なフォームチェンジで戦っていきます。平成仮面ライダーの歴史と昭和ライダーの良さを上手く取り入れていますね。

カブト以降に観られるコメディー要素を今回もふんだんに使いながらも、探偵モノとしてミステリー要素もしっかりと取り入れられ、基本的には事件編と解決編とわかりやすい2話完結構成だったことも新規視聴者にとっては見やすいポイントになっていたと思います。

「W」以降の平成2期を通しての特徴として『小さな世界でのヒーロー』を確立させていて、大々的な正義が多様化した現代でだからこそ、あえて描く世界を狭くすることで、子どもたちにとってもわかりやすくそして説得力のある""ヒーロー像""を提示しています。

また、平成2期シリーズにおいての黒幕として描かれている財団Xの存在がここで初めて描かれていて、同作品以降の平成仮面ライダーシリーズに彼らが度々登場することから共通の世界観=平行世界であることも示唆されました。(ただし、映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL」で、ビルドのみがWからエクゼイドまでの世界とは別の世界観。)

『仮面ライダーW』 公式あらすじ

エコの街「風都」。
風が豊富に吹く土地で、いたるところに風車が回っている。街の人たちは“我が街”を愛し、今日も街に生きている。
だが、一見平和に見えるこの理想都市の裏側では、奇妙な犯罪が横行していた。
「ドーパント」……
USBメモリのようなアイテム「ガイアメモリ」を突き刺すと人間は、そう呼ばれる超人になるという。ドーパントが起こす奇怪な事件の数々に、警察も無力。
陰謀に満ちた街で、悲しみを解き放てるのは、この2人しかいない!
左翔太郎。ハードボイルドを標榜する「ハーフボイルド(半熟野郎)」。
フィリップ。脳内に「地球の記憶」を有する謎多き魔少年。
二人は、ふたりでひとりの探偵コンビ。運命の街「風都」を守るため数々の事件に立ち向かっていく!
二人は、「ふたりでひとりの仮面ライダー」なのだ!!

『仮面ライダーW』 キャスト

翔太郎(仮面ライダーW・仮面ライダージョーカー):桐山漣
フィリップ(仮面ライダーW):菅田将暉
鳴海亜樹子:山本ひかる
照井竜(仮面ライダーアクセル):木ノ本嶺浩
刃野幹夫:なだぎ武
ガイアメモリ音声・ナレーション:立木文彦

《スーツアクター》
仮面ライダーW・仮面ライダージョーカー:高岩成二
仮面ライダーアクセル:永徳

『仮面ライダーW』 主題歌

OP「W-B-X 〜W-Boiled Extreme〜」作詞:藤林聖子 / 作曲:鳴瀬シュウヘイ / 編曲:TAKUYA・鳴瀬シュウヘイ


『仮面ライダーW』 関連作品の観る順番

①TV本編1〜12話

②劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010」
副題は「仮面ライダーW ビギンズナイト」で、翔太郎とフィリップが仮面ライダーになった理由が描かれました。『仮面ライダーW 公式解体新書』にてTV本編の12話と13話の間であることが記されました。

③TV本編13〜44話

④劇場版「仮面ライダーW AtoZ/運命のガイアメモリ」

⑤TV本編45〜49話

⑥劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE」
副題は「仮面ライダースカル メッセージforダブル」で、TV本編の後日談が描かれました。

⑦Vシネマ「仮面ライダーW RETURNS」仮面ライダーアクセル

⑧Vシネマ「仮面ライダーW RETURNS」仮面ライダーエターナル

⑨劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX」
TV本編の後日談。

⑩漫画「風都探偵」※連載中
TV本編のメインライターを担当した三条陸氏とプロデューサーの塚田英明氏が手がけるテレビシリーズの続編です。

《番外編》

小説「仮面ライダーW 〜Zを継ぐ者〜」
TV本編のメインライターを担当した三条陸氏による著書で、TV本編の32話と33話の間の出来事を描いたオリジナルエピソードです。

第12作目『仮面ライダーOOO(オーズ)』

仮面ライダーOOO(オーズ)出典:©amazon Amazonビデオ「仮面ライダーOOO(オーズ)」より
『仮面ライダーOOO(オーズ)』は、2010年9月から2011年8月まで全48話が放送された「平成仮面ライダー第2期」にあたる12作品目のシリーズです。第29話ではシリーズ通算1000回の放送を達成しました。

「欲望」をメインテーマに、人々の欲望から生まれる怪人・ヤミーと戦いますが、欲望=悪という明確な描き方はせず、登場キャラクターは善悪でくくることのできない人物も多く登場。

コミカルなシーンも多く明るい作風ながら、相棒キャラ・アンクとの「ヤミーを倒すというただ1点」でのみ合致した協力関係、協力し合うなかで生まれた映司とアンクの信頼関係の変化、正義のヒーローになりたいと願う主人公・映司の苦悩や敵側のキャラクターたちの苦悩などなど、クセのあるキャラクターたちの描き方・ドラマパートの展開をとても丁寧に描いていたことが印象的です。

また、オーズは、変身ベルト「オーズドライバー」に3種類のコアメダルを組み合わせることで様々なフォームチェンジが可能で、単純な変身バリエーション数はシリーズ中でも屈指の多さを誇ります。

変身時の特徴的な音声にも注目が集まったことやコレクション性の高いメダルに大人世代も夢中になっていたこともあり、その売上はなんと300億円弱!歴代シリーズ最高売上を記録しました。

『仮面ライダーOOO』 公式あらすじ

必要なものは、ちょっとのお金と明日のパンツだけ。
欲とは縁遠い青年、火野映司が警備員のバイト先で出会ったものは、鳥の模様の入った不思議なメダル。
メダルに引き寄せられるように、800年の時を経た悲劇の歯車が動きだす。
そして、映司に訪れる運命の瞬間。
仮面ライダーオーズ、ここに誕生!

『仮面ライダーOOO』 キャスト

火野映司(仮面ライダーオーズ):渡部秀
アンク(人間態)・泉信吾:三浦涼介(2役)
泉比奈:高田里穂
鴻上光生:宇梶剛士
後藤慎太郎(仮面ライダーバース(2代目)・プロトタイプ(初代)):君嶋麻耶
伊達明(仮面ライダーバース(初代)・プロトタイプ(2代目)):岩永洋昭
メズール(怪人態):ゆかな
アンク(ロスト・怪人態):入野自由
オースキャナー・メダガブリュー:串田アキラ
ナレーション・バースドライバー・バースバスター:中田譲治

《スーツアクター》
仮面ライダーオーズ:高岩成二
仮面ライダーバース・プロトタイプ・アンク(腕):永徳
仮面ライダーバース・プロトタイプ(伊達):押川善文
メズール:藤田慧

『仮面ライダーOOO』 主題歌

OP「Anything Goes!」作詞:藤林聖子 / 作曲:Tatsuo / 編曲:Tatsuo・中川幸太郎


『仮面ライダーOOO』 関連作品の観る順番

①TV本編1話~14話

②劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE」
副題は『仮面ライダーオーズ ノブナガの欲望』で、仮面ライダーバースはTVの本編に先行して後藤が変身者になっています。

③TV本編15話~28話

④劇場版「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」

⑤TV本編29話~44話

⑥劇場版「仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」
物語自体が起きたのは【6月】とテロップに記されていますが、スタッフ曰く『今(公開直前の7月下旬)は映司達3人はバラバラだけど、以前はみんなで集まってよかったと思い出させる作品』と話しているため、劇場公開の日にちに合わせたこのタイミングで観ることをおすすめします。

⑦TV本編45話~48話

⑧劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGAMAX」
副題は『仮面ライダーオーズ アンク復活と未来のメダルとつながる希望』で、TVシリーズ最終話の後日談。

⑨小説 仮面ライダーオーズ
TV本編にゲストライターとして参加していた毛利亘宏氏による著書。『第一章:アンクの章』はTV本編のおよそ800年前のストーリー。『第二章:バースの章』は、伊達から後藤に引き継がれる前後を描いたサイドストーリー。『第三章:映司の章』は、TV本編の後日談として描かれています。

(⑩劇場版「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー」)
「MOVIE大戦MEGAMAX」からさらにその後の映司とアンクが描かれました。

第13作目『仮面ライダーフォーゼ』

仮面ライダーフォーゼ出典:©amazon Amazonビデオ「仮面ライダーフォーゼ」より
『仮面ライダーフォーゼ』は、2011年9月から2012年8月まで全48話が放送された「平成仮面ライダー第2期」にあたる13作品目のシリーズで、仮面ライダーシリーズ生誕40周年記念作品として制作されました。

この年はスペースシャトルや小惑星探査機などの宇宙関連の話題が続いたことから、テーマを「宇宙」にしていますが、一方で、『W』から続く狭い世界での物語を描こうと仮面ライダーシリーズでは初めて「学園青春モノ」を題材にしています。一見すると、交わることのなさそうな2つのテーマでどんな作品が生まれるのかというワクワクもこの作品の魅力の一つのように思います。

また、学校の中という極端に狭い世界で物語を展開することで、登場人物たちの関係性をより色濃く描いていて、主人公であり、変わり者の転校生・弦太朗が仲間や友人たちのどうやって関係性を築いていくのかというのも物語の中で重要なテーマになっていました。

そして、「シリーズ生誕40周年記念作品」ということで、フォーゼが使用する「アストロスイッチ」の個数は40個になっていたり、過去の作品のライダーたちは「都市伝説」として語られたり、作中の登場人物の名前は歴代登場人物の名前のアナグラムだったりと随所に散りばめられた遊び心にも注目です♪

『仮面ライダーフォーゼ』 公式あらすじ

天ノ川学園高校におかしな転校生がやってきた!
リーゼントに短ラン、まるで昭和の不良のようなスタイルで底抜けに明るい男。その名も如月弦太朗。
全校生徒と友達になってやる!
壮大な目標の第一のターゲットになったのが歌星賢吾。その賢吾はある秘密を抱えており、学園の中で孤独な戦いの中にいた…。その戦いとは、そして恐るべき敵とは?
偶然再会した幼なじみのユウキを介して毛嫌いされながらも賢吾に接近する弦太朗。
やがて弦太朗は賢吾の助けを借りて、宇宙のパワーで仮面ライダーに変身する!
その名もフォーゼ。
スイッチオン!3、2、1!宇宙キターーッ!
天ノ川学園高校を舞台に高校生ヒーローたちの戦いが今、幕を開ける!

『仮面ライダーフォーゼ』 キャスト

如月弦太朗(仮面ライダーフォーゼ):福士蒼汰
歌星賢吾:高橋龍輝
城島ユウキ:清水富美加
朔田流星(仮面ライダーメテオ):吉沢亮
ナレーション:檜山修之

《スーツアクター》
仮面ライダーフォーゼ:高岩成二
仮面ライダーメテオ:永徳

『仮面ライダーフォーゼ』 主題歌

OP「Switch On!」作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:tatsuo


『仮面ライダーフォーゼ』 関連作品の観る順番

①TV本編1話~14話

②劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGAMAX」
副題は『仮面ライダーフォーゼ 撫・子・降・臨』です。

③TV本編15話~38話

④劇場版「仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!」

⑤TV本編39話~48話

⑥仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム
テレビ本編最終回から5年後を描いています。

⑦小説「仮面ライダーフォーゼ〜天・高・卒・業〜」
弦太朗、賢吾、ユウキが高等部卒業を控えた春に起きた事件を描きます。TV本編のプロデューサー・塚田英明氏による著書。

⑧劇場版「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー」
テレビ本編最終回から5年後の弦太朗が登場。「MOVIE大戦アルティメイタム」の前日譚とも考えられますが、劇場版最新作ということでこの位置にしました。

第14作目『仮面ライダーウィザード』

仮面ライダーウィザード出典:©amazon Amazonビデオ「仮面ライダーウィザード」より
『仮面ライダーウィザード』は、2012年9月から2013年9月まで全53話が放送された「平成仮面ライダー第2期」にあたる14作品目のシリーズです。

仮面ライダーシリーズで初めて「魔法使い」をテーマにしたファンタジー路線のライダーですが、これは前作の『フォーゼ』がメカニカルでSF要素の強い作品だったため、趣向を変えた作品にしたかったのだとか。

他にも、『フォーゼ』の主人公・弦太朗は明るくまっすぐなキャラクターとして描かれたのに対し、『ウィザード』の主人公・晴人は表向きは明るいながらも心に抱えたものや影を落とす瞬間が見え隠れするキャラクターで、戦いのなかでも使命感や自分の信念に押しつぶされてしまいそうになるような苦悩も多く描かれました。

敵側のファントムにも、同じように自身の存在や立場に苦悩する者もいたりと、平成1期に観られたような敵味方すべてをひっくるめた群像劇が色濃く描かれているのも特徴のひとつです。

こうした物語の背景には、企画時点で起きた東日本大震災が大きく影響していて、日本へのエールも込めて「今を受け入れ前に進む」ということをテーマにしていたそうです。

また、テレビ放送されたエピソード数が平成仮面ライダーシリーズの中では最多の53話ですが、これは次作となる『仮面ライダー鎧武』を一般的な秋番組と同じ10月スタートにするための調整で、TV本編のストーリー自体は51話で一区切りをつけ、52話と53話は、過去の平成仮面ライダー作品13作品のライダーや敵怪人が集結するクロスオーバーエピソードとして放送されました。

『仮面ライダーウィザード』 公式あらすじ

倉庫の中からの緊急連絡──
新米刑事の大門凛子が、作業員たちを救うべく、仲間たちと飛び込んだ先には、見たこともない化物たちが……
拳銃も効かない化物たちに、なす術もなく追い詰められたその時、一人の青年が乗ったバイクが飛び込んで来る。
魔法使いを名乗る青年=操真晴人は、炎の中で「仮面ライダーウィザード」に変身し、銀の銃弾と銀の刃で化物たちと戦い始めるが……

『仮面ライダーウィザード』 キャスト

操真晴人(仮面ライダーウィザード):白石隼也
コヨミ:奥仲麻琴
仁藤攻介(仮面ライダービースト):永瀬匡
奈良瞬平:戸塚純貴
ミサ・メデューサ / 稲森真由(仮面ライダーメイジ):中山絵梨奈
笛木奏(ワイズマン)・白い魔法使い):池田成志
飯島譲(仮面ライダーメイジ(青)):相馬眞太
山本昌宏(仮面ライダーメイジ(緑)):川口真五
ナレーション:平田広明
ワイズマン:古川登志夫

《スーツアクター》
仮面ライダーウィザード:高岩成二
仮面ライダーウィザード(XMA担当):杉口秀樹
仮面ライダーウィザード(バイク担当):西村信宏
仮面ライダービースト・白い魔法使い・ワイズマン:渡辺淳
仮面ライダーメイジ:藤田慧

『仮面ライダーウィザード』 主題歌

OP「Life is SHOW TIME」作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:tatsuo


『仮面ライダーウィザード』 関連作品の観る順番

①TV本編1話~13話

②劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム」

③TV本編14話~45話

④劇場版「仮面ライダーウィザード in Magic Land」
内容自体の世界観がTV本編とは異なる設定があり、パラレルワールドとして捉えるのであれば、本編51話後に観るのも良いかもしれません。

⑤TV本編46話~53話

⑥劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」
副題は『仮面ライダーウィザード 約束の場所』。TV本編の後日談として描かれていて、52話・53話の内容も反映されています。

⑦小説「仮面ライダーウィザード」
TVの本編のメインライター・きだつよし氏による著書。『天下分け目の戦国MOVIE大合戦』よりさらに後の物語です。

(⑧劇場版「仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー」)


第15作目『仮面ライダー鎧武/ガイム』

仮面ライダー鎧武出典:©amazon Amazonビデオ「仮面ライダー鎧武」より
『仮面ライダー鎧武』は、2013年10月から2014年9月まで全47話が放送された「平成仮面ライダー第2期」にあたる15作品目のシリーズです。

全体のコンセプトとして『クウガ』から『555』にかけての平成1期に立ち戻ることを掲げていて、平成2期シリーズからは1エピソード2話完結が定着していましたが、本作では序盤から伏線となるシーンを入れ込むなど明確に「1年を通した連続ドラマ」として物語を展開。

また、同じく定番化された2人ライダー制から平成1期にみられた多人数ライダーによるライダー同士のバトルを描いていて、終盤でも新フォームや新ライダーが登場するなど、結果的にはシリーズ歴代最多である14人のライダーが登場しました。

戦国武将とフルーツという、一見ちぐはぐなモチーフを採用していて、そうしたセンスやスーツデザイン、アイテムなどは実に平成2期シリーズらしいコミカルなものですが、物語自体はそんなファーストインプレッションを叩き壊す衝撃的なもので、コミカルの皮をかぶった本質的には影のあるシリアスな作品です。

というのもメインライターを担当したのは、「魔法少女まどか☆マギカ」などで知られる虚淵玄氏で、ニトロプラスも制作に全面協力。序盤こそそのコミカルでキャッチーなデザイン性やモチーフを印象づける明るい物語を展開していましたが、徐々にシリアスな展開へと転じていく形に構成されていて、不条理な世界に翻弄されながら陰鬱な展開に向かっていくストーリーは大きな話題を呼びました。

『仮面ライダー鎧武/ガイム』 公式あらすじ

仮面ライダー戦国時代が今、始まる!
計画都市 沢芽(ザワメ)市。大企業ユグドラシルコーポレーションのタワーがシンボルのようにそびえ建つ。
規律正しく、ルールで整えられた街。若者たちは、何かに反発するかのようにダンスチームを結成し、競い合っていた。
ダンスチーム「鎧武」に所属していた葛葉紘汰(かずらば こうた)は、チームを卒業し、大人の仲間入りをしようとしていた。
拳銃も効かない化物たちに、なす術もなく追い詰められたその時、一人の青年が乗ったバイクが飛び込んで来る。
魔法使いを名乗る青年=操真晴人は、炎の中で「仮面ライダーウィザード」に変身し、銀の銃弾と銀の刃で化物たちと戦い始めるが……

『仮面ライダー鎧武/ガイム』 キャスト

葛葉紘汰(仮面ライダー鎧武):佐野岳
駆紋戒斗(仮面ライダーバロン):小林豊
呉島光実(仮面ライダー龍玄・仮面ライダー斬月・真(2代目)・仮面ライダー龍玄・黄泉):高杉真宙
高司舞:志田友美
呉島貴虎(仮面ライダー斬月・仮面ライダー斬月・真(初代)):久保田悠来
戦極凌馬(仮面ライダーデューク):青木玄徳
湊耀子(仮面ライダーマリカ):佃井皆美
ザック(仮面ライダーナックル):松田岳
ナレーション:大塚芳忠
デェムシュ:杉田智和
レデュエ:津田健次郎
ロシュオ:中田譲治
ゲネシスドライバー:三木眞一郎

《スーツアクター》
仮面ライダー鎧武:高岩成二
仮面ライダーバロン・ロード・バロン・仮面ライダーナックル:永徳
仮面ライダー龍玄・仮面ライダーナックル・仮面ライダー斬月真(第36話)・デェムシュ・仮面ライダー鎧武(終盤):佐藤太輔
仮面ライダー斬月・斬月真・レデュエ:渡辺淳
仮面ライダーマリカ:佃井皆美
仮面ライダーマリカ・仮面ライダー邪武:藤田慧

『仮面ライダー鎧武/ガイム』 主題歌

OP「JUST LIVE MORE」作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:鳴瀬シュウヘイ


『仮面ライダー鎧武/ガイム』 関連作品の観る順番

①TV本編1話~9話

(②劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」
副題は『仮面ライダー鎧武 戦極バトルロワイヤル!』。TV本編とは世界観が異なるパラレル設定のため、最終話後に観てもだいじょうぶです。)

③TV本編10話~23話

(④小説「REAL RIDERS 駆紋戒斗外伝」)
江波光則氏による著書。TV本編のメインライター・虚淵玄氏が監修した駆紋戒斗(仮面ライダーバロン)の高校生時代を描いたスピンオフ小説です。

⑤烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武 春休み合体スペシャル
クロスオーバー作品で、劇場版「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊」の前日譚。

⑥TV本編24話~37話

⑦劇場版「仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」
TV本編とは世界観の異なるパラレルワールドですが、一部37話、そして最終回47話とのリンクがあります。

⑧TV本編38話~47話

⑨劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル」
TV本編最終回後の物語です。

⑩Vシネマ「鎧武/ガイム外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン」
どちらもTV本編20話後のサイドストーリーになっています。

⑪Vシネマ「鎧武/ガイム外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル」
どちらもTV本編12話~14話の間のサイドストーリーになっています。

⑫小説「仮面ライダー鎧武」
TV本編のその後であり、4つのVシネマエピソードの内容も反映された実質の『鎧武』の完結編です。

(⑬劇場版「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー」)
TV本編のその後の紘汰が登場しています。




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