2000年に放送された「仮面ライダークウガ」から9月3日より放送がスタートした「仮面ライダービルド」まで、平成仮面ライダーシリーズは17年目、作品数は19作品目を迎えました。
そして2018年9月より放送がスタートした新シリーズ『仮面ライダージオウ』の公式ビジュアル及び概要もついに解禁!
制作陣には、平成仮面ライダーシリーズにとってまさに礎を築いてきたとも言える白倉P×田崎監督という王道コンビに『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』のシリーズ構成も手がけている下山健人さんが脚本で参加されるということで、すでにワクワクが止まりません・・・!
出典:©2018 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 東映チャンネルより
石ノ森章太郎監督が亡くなられてから制作された平成仮面ライダーシリーズは、監督の作品をリスペクトし平成世代へ”ヒーロー”を継承する作品として、『仮面ライダー』をより広い世代へ愛される作品へと進化を遂げてきました。
最近ハマったという方やもう一度見返したいという方もきっと多位と思いますが、1年をとおして放送される仮面ライダーはシリーズほぼすべてが40話以上なので、「どれから観よう・・・」と悩んでしまう方も多いはず。
そこで今回はトレタメ読者に「好きな平成仮面ライダーは?」というアンケートを実施!
平成仮面ライダーシリーズ19作品からファンが選んだ人気作品TOP10を発表していきます。
ファンが選ぶ!平成仮面ライダー人気ランキングTOP10
【第10位】仮面ライダーキバ (199 票)
出典:©2008 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映『仮面ライダーキバ』より
平成仮面ライダー人気ランキング第10位は『仮面ライダーキバ』。
2008年1月27日から2009年1月18日まで全48話が放送された平成仮面ライダーシリーズ9作目です。
モチーフになっているのは吸血鬼で、『現代と過去を並行して描き密接にリンクする』という紅渡(演:瀬戸康史)を主人公にした【現在編】と渡の父・紅音也(演:武田航平)を主人公にした【過去編】という2つの物語を描いていきます。
【過去編】では、女好きで自由気ままだがバイオリニストとしての腕は天才的な紅音也が、ファンガイアと戦う「素晴らしき青空の会」のハンター・麻生ゆりと出逢い、ファンガイア族との人間・恋愛模様や熾烈な戦いを描き、それから22年後となる【現在編】では音也の残したバイオリン「ブラッディ・ローズ」がファンガイアの出現によって響き、その音に導かれるように仮面ライダーキバとなりファンガイアと戦うことになってしまった紅渡を中心とした日々が展開されていきます。
別々のような物語が絡み合いながらそれぞれに影響を与え合いながら進んでいくストーリーや中盤~ラストにかけて複雑化していく人間模様などは子どもたちよりも大人の方が真剣になってしまうかもしれませんね。
モチーフに加えて洋館やチェス、ステンドグラスなど西洋的なゴシック要素が散りばめられているので、そうした雰囲気もこの作品の人気に一役買っているのではないでしょうか。
【第9位】仮面ライダーエグゼイド (205 票)
平成仮面ライダー人気ランキング第9位は『仮面ライダーエグゼイド』。
出典:©2016 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映『仮面ライダーエグゼイド』より
2016年10月2日から2017年8月27日まで全45話が放送された平成仮面ライダーシリーズ18作目です。
仮面ライダーシリーズ生誕45周年記念作品にあたり、モチーフはゲーム。そして医療。
出典:©2016 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映『仮面ライダーエグゼイド』第10話 ふぞろいのDoctors!より
ゲームのバグから生まれたコンピュータウイルス・バグスターウイルスが人間に感染するゲーム病が流行した世界。天才ゲーマーの駆け出し研修医・宝生永夢(演:飯島寛騎)とバグスターと戦う適合者として選ばれた医師が仮面ライダーとしてゲーム業から患者と世界を救うストーリーです。
これまでの平成仮面ライダーとはガラッと変わったビジュアルに酷評されながらのスタートでしたが、3つの構成で飽きさせることなく繋いだ展開や登場キャラクター達の人間関係を「もっと描いてほしい」と思ってしまうほどいいさじ加減で描いたこと。
出典:©2016 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映『仮面ライダーエグゼイド』最終回を終えてより
ゲームという誰にでも、子どもたちにも近い題材で「命」の在り方をエグゼイドなりの答えをしっかりと提示していったことなど作品としての完成度の高さに絶賛されながら最終回を迎え、2018年3月、4月には新作Vシネマ3作品の発売も発表されるなどその人気の高さを裏付けました。