ベテランファンからも高評価、歌に演技に魅せる娘役・花音舞さん

各組ごとに公演が行われる宝塚の舞台。その公演を支えている重要なキーマンとして、ベテランのタカラジェンヌたちが挙げられます。

舞台の成否はすでに高い演技力やダンス、歌唱力などを備えているベテランの出来にかかっていると言っても過言ではありません。

スキル的にも世代的にも、ベテランの域に達しつつある宙組娘役・花音舞さんのプロフィールを紹介しましょう。

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歌と演技を培ってきた、輝かしい舞台遍歴

愛媛県出身の花音舞さんは2002年に宝塚音楽学校に入学、2004年に宝塚歌劇団に入団した90期生です。

花音舞

同期には愛原実花さん蒼乃夕妃さん瀬戸かずやさん宇月颯さんなどいずれも各組をしっかりと支えている大物がいます。

花音舞さんは雪組公演『スサノオ/タカラヅカ・グローリー!』で初舞台を踏み、その後宙組に配属されて『ベルサイユのばら』や『風と共に去りぬ』など定番の演目をはじめとする数多くの舞台で活躍してきました。

スサノオ/タカラヅカ・グローリー!

花音舞さんといえば、どんな役でもこなすことができるマルチな演技力が評価されている娘役です。それは数多くの舞台で切磋琢磨して、さまざまな役にチャレンジしてきたからこそ生まれたものです。だからこそ目の肥えたヅカファンからも高い評価を得て支持されているのです。

ベテランとして宙組の舞台を支える重鎮

宝塚作品の舞台設定や世界観は実に多彩で、タカラジェンヌと同年代のキャラクターばかりが登場する演目を上演しているわけではありません。さまざまな年齢の登場人物が出演して、それぞれの個性が絡み合うのがタカラヅカです。

それだけにタカラジェンヌには幅広く役を演じることができる演技力が要求されます。

花音舞さんは数多くの舞台でさまざまな女性を演じてきており、円熟したその演技は、観る人を安心させ、そして感動させてくれます。

花音舞

これからも花音舞さんがどのような進化を遂げていくのか、そしてますます円熟味を増した演技で新しい一面を見せてくれるに違いありません。