久石譲のジブリ武道館コンサートがすごかった!久石譲とジブリ音楽
久石譲さんと言えば、数々の有名なジブリ音楽を世に送り出した人として有名です。名前を知らない方でも、久石さんが手掛けたジブリ音楽は、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
久石さんは、2008年に武道館で初のジブリコンサートを行いました。当初は2公演の予定でしたが、初日にチケットが完売したため追加公演が用意されるほどの人気でした。
そこで今回は、久石譲さんと彼が生み出したジブリ音楽の魅力についてご紹介します。
久石譲ってどんな人?
久石譲さんは、国立音楽大学在学中から作曲家として活動を始め、以降コンサートの作曲・演奏・プロデュースなどを数多く担当しています。活動の中心である映画音楽の中でも宮崎駿監督作品においては、『風の谷のナウシカ』から『風立ちぬ』までの全11作品の長編アニメーションの音楽を手掛けています。
1992年から3度続けて日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞するなど数々の賞を受けており、久石さんの実力は高く評価されています。
またソロ活動も行っており、リリースされた多数のソロアルバムでは、指揮や演奏、プロデュースまでも手掛けます。自らがヴォーカルを担当している曲もあり、音楽に関してマルチに才能を発揮している方です。
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久石譲とジブリ音楽〜武道館に至る25年間の歩み〜
1982年に発表されたソロアルバム『INFORMATION』がきっかけとなり、『風の谷のナウシカ』における音楽の作曲を依頼されます。これが、長きにわたる宮崎駿・久石譲コンビの始まりです。
スタジオジブリ設立後初めての作品『天空の城ラピュタ』では、オーケストラを主体とする冒険活劇としての映画音楽に、久石さんは初めて挑戦しました。映画音楽の視点から映像を見返してみると、『風の谷のナウシカ』と違い、映像と音楽のシンクロを感じることができます。
以後、『となりのトトロ』、『魔女の宅急便』、『紅の豚』を経て『もののけ姫』が公開されます。『もののけ姫』における楽曲は、今まで以上に壮大で力強い印象を受けます。CDは50万枚以上の売り上げを記録し、大きな話題となりました。
次作の『千と千尋の神隠し』では、重量感のあるオーケストラとアジアの民俗音楽が融合し、「湯屋」という独特の世界観を巧みに表現しました。また、『ハウルの動く城』の楽曲は、それまでとは大きく異なり、年齢や顔つきが変わるヒロインを描くために、メインテーマを1つに絞った楽曲です。
『崖の上のポニョ』では、過去の作品の中でも最大編成となるオーケストラを録音に用いています。また初めての導入となる混声合唱が、楽曲を色鮮やかなサウンドに仕上げています。
[next_heading title=「久石譲in武道館」最初で最後のジブリコンサート]
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