P.A.WORKSが制作した"ひとくせ"あるおすすめ青春アニメ!

富山県に本社を置くアニメ制作会社『P.A.WORKS』は、富山を舞台にした作品や、ちょっと変わった青春群青劇を制作し、多くのファンを獲得した人気の制作会社です。コンセプトなどが関連した作品は"北陸青春3部作"や"働く女の子シリーズ"などと呼ばれ、安定した作画や背景美術のクオリティの高さには定評があります。

今回はそんなP.A.WORKSの作品から、「花咲くいろは」「凪のあすから」「SHIROBAKO」のオリジナルアニメ3作品を紹介していきたいと思います。

P.A.WORKS10周年記念作品「花咲くいろは」

花咲くいろは
<出典:mangabuzzca.com>

「花咲くいろは」は、2011年4月~9月に放送されたP.A.WORKSの10周年を記念して作られた作品です。
P.A.WORKSが世に名を轟かせた「true tears」に続く"北陸青春3部作"の2作目で、"働く女の子シリーズ"の1作目。そして初の完全オリジナル作品ということで放送前から注目を集めていました。のちに上映された「劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME」では主人公の母の若き日の物語も描かれるなど、今もなお人気のある作品のひとつです。

あらすじとしては、祖母が女将を勤めている旅館・喜翆荘で仲居として働くことになる主人公・松前緒花を中心とした少女たちの成長を描く青春お仕事ドラマ。この喜翆荘のある湯乃鷺温泉は、石川県に実際にある湯涌温泉がモデルとなっていて、いわゆる"聖地巡り"をするファンが相次いだため、東日本大震災の後すぐの放送でしたがそれに伴う観光客の低迷を回避するなど地域貢献にもつながりました。また作品中で行われる「ぼんぼり祭り」は実際に行われ、今年の2015年に開催された「第5回ぼんぼり祭り」には約14000人が来場しました。"聖地巡り"をする際は湯涌温泉とのと鉄道が配信している『花いろ旅あるき』をダウンロードして、「花咲くいろは」の世界をキャラクターたちといっしょに楽しんでみてください。
花咲くいろは
<出典:blogs.yahoo.co.jp>

「花咲くいろは」は、丁寧に作りこまれたその物語に加え、背景美術の作画が綺麗すぎることでも話題になりましたが、まるで写真のように艶やかで鮮明なイラストは、物語の世界により深く入り込めるので、可愛くて頑張り屋な緒花たちの周りを彩る背景にも是非、注目して観てみてください。




P.A.WORKSが放つファンタジー「凪のあすから」

凪のあすから
<出典:s.mxtv.jp>

「凪のあすから」は2013年10月~2014年3月に放送されたP.A.WORKSのオリジナル作品です。
人間はもともと海で暮らしていましたが、陸に憧れて海の生活を捨てた人間たちもいました。海底にある海村で暮らす主人公・先島光と幼なじみの4人は海村の中学校が廃校になってしまったので陸の中学校に転校することに。ここからはじまる海と陸、それぞれの世界の少年少女たちが繰り広げるちょっと不思議な恋愛ファンタジーを描いています。

「あすから」は地球の色"アースカラー"とかけていて、青色を基調とした海底の世界が舞台となっています。海村のキャラクターたちも綺麗な青色の瞳が特徴です。物語としては光を中心とした恋愛模様が主に描かれますが、可愛い絵柄とファンタジー設定とその恋愛模様の絡み具合は観ていてもどかしくなってしまうほどギャップがあります。ですが「凪のあすから」の見所はそんな恋愛模様だけではありません。光たちが海に落ちて冬眠してしまい、目覚めた後が描かれる2クール目で物語は一気に動き始め、これまでにないほどストーリーに深みがでてきます。放送当時はファンの間で毎週考察が行われるほどで、物語が進むにすれ人気もあがっていきました。
凪のあすから
<出典:hinakkory.blogspot.com>

5年の時間を進んだキャラクターと止まっていたキャラクター、それぞれの成長やストーリーに注目すると何度も違った見え方ができる「凪のあすから」。物語が前半後半で大きく動くので、最後まで一気に観ることをおすすめします。



P.A.WORKSがアニメ制作の裏側を描く「SHIROBAKO」

SHIROBAKO
<出典:nexus-sp.co.jp>

2014年10月~2015年3月に放送された「SHIROBAKO」はアニメ業界の日常を描いたP.A.WORKSのオリジナル作品です。
高校生の頃にアニメーション同好会に所属していた主人公・宮森あおいを中心とした5人の少女がそれぞれにアニメ業界で奮闘し、いつかまた5人でアニメ制作をするという夢に向かって成長する姿を描いています。作品中で登場するアニメ業界関係者はモデルとなる人物が存在し、その姿や特徴がとても似ていることでも毎回話題を呼んでいました。

主人公の宮森あおいは「武蔵野アニメーション」という制作会社で"制作進行"として働いていますが、この制作進行もどんな仕事なのかこのアニメが作られるまであまり詳しく知らない人がほとんどだったでしょう。アニメ作品が監督の手によって生み出されてから放送されるまで、その作品と一から関わることができるとても重要なポジションがこの"制作進行"ですが、放送後は「SHIROBAKO」の影響からアニメに関わる仕事がしたい!制作進行になりたい!という人も増えたようです。その他にもアニメーター、声優、3DCG、脚本家、背景、音響などアニメ業界で働く様々なキャラクターが登場するので、どんな工程でどんな人達が動いているのか、そしてその人達それぞれが抱える悩みや目標などにも注目してみるとアニメがもっと好きになるかもしれません。
SHIROBAKO
<出典:suresuta.jp>

ちなみに、タイトルの「SHIROBAKO」は、映像作品が完成したときにスタッフに配布される白い箱に入ったビデオテープ「白箱」からきているのですが、その他のアニメ業界用語も説明しながら進んでいくので、普段みているアニメ1本作るまでの工程をしることができます。この作品を観た後は、普段は飛ばしてしまうEDのスタッフ名が気になってしまうこと間違いなしです。



P.A.WORKSの作品は見れば見るほどハマっていく!

p.a.works
<出典:pa-works.jp>

今回はP.A.WORKSを代表するオリジナルアニメ3作品をご紹介しました。

2015年で創立15周年という記念の年を迎えた「P.A.WORKS」。「true tears」放送後、当初富山県では放送予定が無かったものの、多くの県内スポンサーなどから力を借りて1クール遅れながらも放送されたり、P.A.WORKSが会社を置く富山を作品の舞台にしていることから観光客が増加したり、様々な観光企業とのコラボも実施したりなど地域貢献につながっています。

また、オリジナルアニメは特に評価されていて、キャラクターや物語の丁寧な作りこみや背景美術をはじめとする作画の綺麗さ、クオリティの高さは、数ある制作会社の中でもトップクラスと呼び声が高いです。2クール分の作品が多いので、12話分では描けない細やかな設定やその背景を味わうのならP.A.WORKSのオリジナル作品を是非、ご覧になってみてください。

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